相場の調子が良い時も悪い時も、買いと売りの両方で利益を上げられるのがFX。
中でも最大200万円の豪華取引ボーナスや高いレバレッジ、借金や追証が発生しないゼロカットシステムでリスクを抑えて短期間で高い利益を狙えるのが海外FXです。
海外に拠点を持つ証券会社は世界基準の取引環境を提供しており、そのクオリティの高さから日本人投資家の間でも海外FX業者を使うのが一般的になりつつあります。
日本人から人気の高い海外FX業者は日本語サポートや日本語でのウェブセミナーも充実。口座開設から取引、入出金まですべて日本語のみで済むため海外の業者を使っている感覚はほとんどないかもしれません。
この記事ではFXとはどんな資産運用方法なのか株式投資と比較しながら見ていくと共に、海外FX業者の人気が高まっている背景を深堀りしていきます。
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1. そもそもFX(外国為替証拠金取引)とは?
2. 株式投資とFXの違い
3. 海外FXと国内FXの違い
4. 海外FXのリスクと回避方法
5. 初心者にもおすすめの海外FX業者TOP3
6. 海外FX業者の口座開設手順
そもそもFX(外国為替証拠金取引)とは?
FXとはForeign Exchangeの略で通貨同士を売買することでその差額を稼ぐ取引のことです。
FX取引のイメージ
1ドル110円の時にこれからドルの価値が上がると予想して1ドル買っておきます。その後予想通りにドルの価値が上昇し1ドル120円になったので買っておいた1ドルを売ります。
すると110円で買っていた1ドルが120円で売れるので、差額の10円が利益となります。
今回の例では1度の売買で10円の利益しか稼げませんでしたが、実際のFXでは1ドル単位での売買はできず最低でも1,000~10,000ドル単位でトレードを行います。
※業者によって最低取引単位は異なる。
1ドル110円の時にトレードしようとすると1,000ドルで11万円、10,000ドルで110万円もの資金が必要な計算になりますね。
これではあまりにハードルが高すぎます。FXは少額からでも始められるのがメリットと聞いたことがあるけどそんなことないじゃないか!というご指摘はちょっと待ってください。
FXは「レバレッジ」をかけてトレードをするものと聞いたことがあるはずです。
レバレッジとは自己資金を担保にしてその何倍もの金額を動かしてトレードできる仕組みで、現在はレバレッジを活用したFXトレードが一般的です。
例えば10,000ドル=110万円のトレードをするとき、レバレッジを100倍かけてトレードすれば必要な資金は110万円÷100で1万1千円だけになります。
この条件で1ドル110円の時に10,000ドル(110万円分)買っておき、1ドル120円になって10,000ドル(120万円分)を売却すると1万1千円の元手で10万円(120万円-110万円)の差額利益を稼げることになります。
FXでは反対に下落を見越して先に売っておいて後で買い戻すことで下落相場でも利益を稼げます。
このようにFXは上昇相場でも下落相場でもレバレッジを駆使して少額からでも高い利益が狙える取引です。
もちろん資金が多ければ多いほど必要なレバレッジも低くなりリスクが小さくなるため、まとまった資金があればなお手堅く運用できます。
FXで大きな利益が狙いやすいタイミング
FXは大きく為替が上昇する時、または下落する時に利益を稼ぎやすいものです。
各通貨ペアごとに価格上昇・下落の要因は異なりますが、世界で最も取引されているドル円を例に価格変動の要因を見てみましょう。
ドル円はアメリカドルと日本円の強弱バランスによって価格が推移し、ドルの価値が上がればドル円は上昇、ドルの価値が下がればドル円は下落します。
一方でドルに対して日本円の価値が上がれば、円高ドル安となり相対的にドルの価値が下がるためドル円価格は下落することになります。
【ドル円価格上昇の要因となる例】
・アメリカ雇用統計の結果が好調
・米国金利の上昇
・経済懸念の払しょく
・アメリカ大統領選
【ドル円価格下落の要因となる例】
・戦争
・景気減速懸念(新型コロナ蔓延など)
・アメリカ大統領選
・テロ
・地震
・金融危機
このようにドル円はアメリカと日本国内の情勢だけでなく、世界全体の経済状況を反映して様々な要因で相場が変動します。
上昇・下落どちらでも利益が狙えるFXにはトレードチャンスが点在しており、景気後退によって投資チャンスが失われることもありません。
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FXが危険・勝てないと言われるワケ
「そもそもFXって危険でリスクが高いものじゃないの?初心者が手を出しちゃだめって聞いたんだけど。」
このようにFXに対して「危険なもの」という固定観念を持つ人は少なくありません。
なぜFXは危険だと言われるのか?それはやはりレバレッジの存在が大きいでしょう。
レバレッジをかけてトレードをすれば、狙える利益が大きくなる半面、追証のリスクがあります。
追証とは含み損が増えることによってレバレッジをかけるために担保として預けていた証拠金が不足し、追加で入金せざるを得ない状況のことです。
例えば2008年のリーマンショックの際には為替相場が暴落し、予期せぬ相場変動で追証が膨らみ借金を抱える人が続出しました。
他にも9.11アメリカ同時多発テロや東日本大震災など、急激な相場変動が起こる度に相場を退場せざるを得ないほどの大打撃を受ける人がいます。
こういった追証や借金のイメージからFXは危険・勝てないというイメージが広く浸透したように思います。
ただFXで追証や借金が発生するのは国内FX業者の話。
海外のFX業者のほとんどは口座資金以上の損失は業者が補填してくれる「ゼロカットシステム」を導入しています。
予期せぬ急激な相場変動が起きても借金や追証の心配はなく、リスクを限定できる仕組みです。
「FXは危険、勝てない」と言われた当時とは異なり、現在は業者選びやトレード方法の工夫次第で短期間でも大きく稼げる投資手段となりました。
FXトレーダー数の推移
日本のFXトレーダーの数は毎年確実に増加しています。
FXの取引サービス「くりっく365」を提供している東京金融取引所によると、2012年に50万を突破した口座数は2020年の時点で倍の100万口座を達成しさらに数字を伸ばしています。
日本全体のFX人口で見るとこれまでに開設された口座の数は1,000万を超え、その中で実際に現在もアクティブにトレードをしている方が100万人ほどと見られています。
また、日本のFXトレーダーはアメリカの投資家と並んで活発に取引を行っていると言われており、日本人の中でFX取引が広く浸透してきていることが分かります。
国内FX業者が面する法規制の壁
日本におけるFX取引は金融庁による規制強化によって徐々に取引環境の変更を余儀なくされています。
その最たる例がレバレッジの規制です。
かつては100倍以上のレバレッジがかけられた国内業者も、2010年に最大50倍に、さらに翌年2011年にはその半分の最大25倍にまで規制が強化されました。
現在、国内の証券会社ではどこも25倍までしかレバレッジがかけられません。今後さらに制限を強める動きが加速すると見られています。
金融庁がFXのレバレッジを規制する原因となったのは、あまりに投機的(ギャンブル的)な取引を行うトレーダーが増えてしまったからです。
FXは高いレバレッジを活用すれば一気に資産を何倍にも増やすことができます。その反面、もちろん資金を失うリスクも伴います。
ちょうど規制が強化される数年前に日本でFXが流行り始めた当時はFXのリスクよりも高いリターンばかりが注目され、儲け話に飛びつく人が後を絶ちませんでした。
その結果大きく資産を失う人が増え、国がレバレッジを規制しなければ日本の金融市場から資金が大幅に減り、さらには破産する人も続出します。
つまり国によるFXのレバレッジ規制は投資家保護や日本の金融市場から資金が減少しないようにするための対策だったのではないかと私は考えています。
ただ、FXで簡単に資金を失ってしまうのは高い利益にばかり目が向いて一定のリスクを考慮しない人です。
FXは基本的な投資のリスクとリターンの管理が出来ていれば、ギャンブルではなく株式投資と同じく投資やトレードの一選択肢になります。
日本のレバレッジ規制強化以降、国内のFX業者を利用していたトレーダーの中にはまだレバレッジ規制が緩い海外のFX業者へ移る方も少なくありません。
国内が最大25倍までなのに対して海外業者では400~500倍、さらには5,000倍のレバレッジを提供する業者もありトレードの効率は月とスッポン。
近年では新しくFXを始める方も海外のFX業者からスタートする方が年々増えているのが現状です。
海外FX業者には口座開設するだけで3,000円~10,000円の取引ボーナスが貰える業者もいくつかあり、自己資金を入金しなくてもトレードできます。
初めてでもノーリスクで海外FXがどんなものか体験できるため始めやすいところも特徴です。
株式投資とFXの違い
FXをもう少し身近な投資対象である株式投資と比較してみましょう。
株式投資 | FX | |
---|---|---|
投資対象 | 企業の株式 | 各国の通貨 (業者によっては 貴金属やエネルギー資源、外国株式などの CFD取引も可能) |
取引可能時間 | 取引所の開いている時間 | 平日24時間 |
利益チャンス | 少ない ・値動きは企業の動向次第 ・基本的に新規注文は「買い」から |
多い ・値動きは各国の情勢次第 ・「買い」と「売り」 どちらからでも利益を狙える |
最大レバレッジ | 3倍 (信用取引の場合) |
5,000倍 (実質無制限) |
それぞれの項目について詳しく見ていきます。
取引対象
株式投資は企業が発行する「株式」に投資します。FXは各国が発行している「通貨」に投資します。
株の場合、日本に上場している企業の株式だけでも約4,000社あり、投資リターンが期待できる銘柄を見つけるのは簡単ではありません。
その反面、名の知れた企業の株に投資することもできるため日常からヒントを得て投資しやすい分かりやすさもあります。
一方でFXにおける銘柄(通貨ペア)は数が限られている上、主に取引されるのは「ドル円」「ユーロ円」「ポンド円」の3通貨ペアです。
日本円に対してアメリカドルやユーロ、ポンドの価値がどう変化するか予想するだけで利益を狙えるため、投資する対象を選定する労力で言えばFXの方が手軽に行える投資と言えます。
取引可能時間
株式投資は主に市場が開いている間だけ取引可能ですが、FXは平日の間24時間トレードができます。
日中に仕事をしている方は取引時間中に株の売買を行うことは難しく、短期のトレードは諦めざるを得ません。
このため株式投資家には長期目線で運用している方が多いのではないでしょうか。
一方FXは24時間トレードできるため、朝の通勤前や終業後の寝る前の時間でサクッと稼いでいる会社員の方も多いです。
いつまでにいくら増やしたいのかによって適切な投資対象が分かれます。
もちろん、長期目線で株式投資を短期目線でFX取引を行うことで、将来のお金を確保しつついま使えるお金も増やすという役割分担もできます。
利益チャンス
利益を上げるチャンスではFXの方が圧倒的に機会が多いです。
各企業の動向がなければ価格が動きづらい株に比べ、FXは各国の情勢が連動して通貨の価値を変動させます。
また、株は価格の上昇を見込んだ「買い」がメインなのに比べ、FXは「買い」「売り」の両方で利益を稼ぐチャンスがあります。
価格の下落を見越して先に売っておき、後で買い戻すことで差額を稼ぐことができるのです。
景気が良くても悪くても利益チャンスがあるのはFXの大きな強みの1つです。
最大レバレッジ
株は基本的に現物取引です。一方FXはレバレッジを駆使したトレードが一般的になっています。
現物で取引していれば株が0円になることはないので資産を全て失ったり、借金を負うことはありません。
その分資産の増加スピードはFXと比べてなだらかで、年利10%増えればかなり優秀な方だと言われています。
一方でFXはある程度トレードに慣れてくれば数日のうちに資産を倍にすることも難しくありません。
ただしレバレッジを駆使しているため当然ながら損失のリスクも高まります。
場合によっては投資金のすべてを失い、さらには借金を抱えることもあります。
そこでうまく活用したいのが海外のFX業者では当たり前になっているゼロカットシステムです。
口座資金以上の損失が発生した場合、業者が損失分を補填してくれる制度です。
この仕組みを活用すれば
1. 投資金を少額ずつに分けて口座に入金
2. トレード
3-a. 大きく増やす
3-b. 全損して残高ゼロ
4. 再入金
5. トレード
というサイクルを組み、リスクを抑えて高い利益を狙うチャンスを増やせます。
このように海外FXと国内FXの間にもさまざまな違いがあるため、次の章で詳しく比較していきます。
海外FXと国内FXの違い
次の表で海外FXと国内FXを13の項目で比較しました。
比較項目 | 海外FX業者 | 国内FX業者 |
---|---|---|
最大レバレッジ | 最大5,000倍以上 | 最大25倍 |
ロスカット水準 | 0~20%程度 | 50~100%程度 |
追証や借金の有無 | なし(ゼロカット) | あり |
ボーナス | 最大500万円 | 最大1万円 |
取引方式 | NDD・DD方式 | 基本的にDD方式 |
取扱銘柄数 | 豊富 | 普通 |
取引ツール | 世界基準のMT4, MT5 | 証券会社独自のツール |
取引コスト (スプレッド) |
高い | 安い |
サポート体制 | 日本語対応あり | 日本語で完全対応 |
入出金の手間 | 若干の手間 | 手軽 |
利益にかかる税金 | 金額によって 税率が上がる |
一律20.315% |
信託保全の有無 | ない業者がほとんど | 法律で義務化 |
スワップポイント | 小さい | 大きい |
全13項目を海外FXのメリット・デメリットという観点でそれぞれ詳しく説明します。
海外FXのメリット
まずは国内FXと比較した時の海外FX業者のメリットを7つ見ていきましょう。
- 高い最大レバレッジ
- 余裕のあるロスカット水準
- 借金のないゼロカットシステム
- 豪華ボーナスキャンペーン
- 透明性の高い取引方式(NDD方式)
- 豊富な取扱銘柄
- 機能性の高い取引ツール
大きく稼げる環境を存分に提供しながら、損失リスクも限定されていて攻めと守りの両面からサポートしてくれるのが世界基準の取引環境を誇る海外FX業者たちです。
高い最大レバレッジ
何と言っても一番のメリットは国内とは比にならないほど高いレバレッジがかけられる点です。
業者によって異なりますが、レバレッジ無制限の業者や最大5,000倍の業者もあります。
国内業者が25倍までに規制されているのと比較すると200倍以上の資金効率です。
そもそもレバレッジが何倍だと言ってもよく分からない方も多いですよね。
各業者の最大レバレッジ倍率はあくまで最大値です。必ずしもすべてのトレードで最大のレバレッジを効かせてトレードするわけではありません。
自分の資金量に対していくら分の注文を出すかによって実際のレバレッジ倍率が変わります。
例えば10万円の資金があるとしましょう。
海外FXでは取引量の単位を「ロット」で表します。そして多くの海外FX口座では1ロットあたり10万通貨を指しています。
つまり1米ドル110円のとき、1ロットは1,100万円分の取引になります。
10万円の資金で1ロット(1,100万円)の注文を出すと実効レバレッジは1,100万÷10万で110倍。10ロット(1億1100万円分)の注文を出すと1,100倍のレバレッジになります。
レバレッジの活用の仕方は人それぞれですが、一番大きいメリットは少ない証拠金で大きな金額を動かせる点です。
以下の表は1ドル110円のとき海外FXでの最小取引単位である1万ドル(110万円)分の取引を行う際に必要な証拠金を比較した表です。
レバレッジ | 必要証拠金 |
---|---|
25倍 | 44,000円 |
5,000倍 | 220円 |
国内FXでは最低でも44,000円の証拠金(自己資金)が必要なのに対し、海外FXなら最低220円で取引できます。
あくまで理論上の数値のため実際には取引コストなどを加味するともう少し資金が必要ですが、国内と海外のレバレッジの差がこんなにも必要な資金額に影響を与えています。
余裕のあるロスカット水準
ロスカット水準は海外FXが20%前後、国内FXが50%前後で海外FXの方が有利です。
ロスカット水準が低いほど耐えられる含み損の幅が広くなり、負けにくくなります。
そもそもロスカット水準とは取引をするために証券会社に預ける担保(証拠金)に対して現在の含み損がどれぐらい膨らんだら強制的に損失が確定されるかを示した数値です。
海外FXの方が含み損の許容幅が広く、強制的にロスカットされにくくなります。
借金のないゼロカットシステム
海外FXのハイレバトレードのリスクを軽減するのがゼロカットシステムです。
ゼロカットとは損失により口座残高がマイナスになった場合でも、業者がマイナス分をゼロにしてくれるシステム。
これにより借金を追うリスクなくハイレバレッジのトレードを行うことが出来ます。
豪華ボーナスキャンペーン
海外FX業者は豪華なボーナスキャンペーンを提供しています。
口座開設ボーナスは最大2万円、入金ボーナスは最大500万円です。
※業者ごとに異なる
一方、国内業者には一定の規制があり1万円程度の業者がほとんど。
海外FX業者のボーナス金を目当てに口座開設する方が多いのも納得です。
透明性の高い取引方式(NDD方式)
海外FXはNDD方式、国内FXはDD方式を採用している業者がほとんどです。
海外FXのNDD方式の方が取引の透明性が高く、投資家の利益と証券会社の利益が相反しないため稼ぎやすいと言われています。
反対に国内FX業者のほとんどが採用しているDD方式は透明性が低く、証券会社の意思が取引に介入しやすく稼ぎづらいと言われています。
なぜNDD方式は透明性が高く、DD方式は透明性が低いのか?
そもそもDD・NDDとはDealing DeskとNon-Dealing Deskの略です。
Dealing Deskはトレーダーが出した注文を成立させるために、証券会社が間に入って注文を仲介する取引方式を指します。
FXが稼ぎづらいと言われる理由の1つに、DD業者による注文の操作でトレーダーが不利な取引をさせられる「ノミ行為」が噂ベースで挙げられています。
一方でNon-Dealing Deskは「Non」という文字通り間に業者が介入せず自動的に注文を成立させるため透明性が高いと言われます。
海外FXのNDD方式なら業者との対立構造がなく、トレードに集中できることもFXトレーダーが海外業者を選ぶようになってきている理由の1つです。
豊富な取扱銘柄
海外FXでは為替取引だけでなく、金や石油、穀物など幅広い商品をトレードできます。
30~100種類以上の取扱銘柄がある業者がほとんどです。
一方国内の主要FX業者では20~30の通貨ペアが一般的。
マイナーな商品のトレードもしてみたい方には海外FXはおもしろいでしょう。
機能性の高い取引ツール
海外FXのほとんどではMT4、MT5という取引プラットフォームが採用されています。
このため業者を変えてもチャートツールの操作性が変わらず便利です。
テクニカル分析用の機能も豊富で世界中のトレーダーに愛用されており、FX取引には最適です。
引用元:Meta Trader4より
国内業者の取引ツールは各社独自のサービスを開発していますが、世界水準のツールにはかないません。
海外FXのデメリットと注意点
次に海外FXのデメリットとなり得る注意点も6つ確認していきます。
- 取引コスト(スプレッド)
- サポート体制
- 入出金の手間
- 利益にかかる税金
- 信託保全がない
- スワップポイントが小さい
海外FXの高水準の取引環境を利用するためにかかるコストや、海外に拠点を置く業者だからこそ発生する懸念点があります。
海外FXを利用する場合はこれらのデメリットを承知した上で、なるべくリスクや懸念を解消できる業者を選ぶことが大切です。
取引コスト(スプレッド)
トレード毎にかかる取引コストは国内FX業者のほうが安いです。
この取引コストにはスプレッドや取引手数料が含まれます。
スプレッドとは新規で注文をした際に自動的に含み損として計算されるコストで、これがFX業者の利益の大部分になります。
海外FXは高いレバレッジや豪華ボーナス、ゼロカットシステムの提供にコストをかけているため多少スプレッドを広く設定しないと採算が合いません。
国内と比較して若干割高な取引コストを支払っても海外FX業者を使いたい方が海外を選んでいるのが現状です。
サポート体制
日本語サポートの充実度で言えばもちろん国内FX業者の方が安心感はあります。
ただ、海外FX業者でも日本人へのサポート体制に力を入れている業者が多く、人気業者は海外に拠点を置くサービスであることを忘れるぐらい完璧な対応を行っています。
日本人社員を雇って専用の日本人対応チームを組んでいるんですよね。
また、日本人から圧倒的な支持を集めるXMTradingなどは日本語でのウェブセミナーでFXの勉強もできるので、もはや国内と海外業者のサポート体制に大きな違いはないと言えます。
入出金の手間
入出金の手間はやはり海外FX業者の方がかかると言えます。
入金・出金の手順はあまり変わりませんが、海外FX業者の方が少しばかり入出金の処理に時間がかかります。
国内FX業者は銀行振込の場合、だいたい1~2営業日ほどで口座に反映されます。
一方海外FX業者では2~7営業日ほどかかるため、その点少しもどかしさはあります。
銀行振込の他にもクレジットカードやデジタルウォレットを経由すると入出金の処理の時間を短縮できるため、手間でもはやく処理したい方はbitwalletなどのサービスを利用しましょう。
利益にかかる税金
海外FXと国内FXでは利益に対する課税の仕方が異なります。
国内FXなら一律20.315%の所得税、海外FXは利益金額に応じて税率が上がっていきます。
海外FXの利益にかかる税金 | 国内FXの利益にかかる税金 | |
---|---|---|
課税方式 | 総合課税 | 分離課税 |
課税方法 | 対象所得を全て合計した金額 | 所得区分ごとに個別課税 |
税率 | 195万円以下 5% 195万円を超え330万円以下 10% 330万円を超え695万円以下 20% 695万円を超え900万円以下 23% 900万円を超え1,800万円以下 33% 1,800万円を超え4,000万円以下 40% 4,000万円を超える 45% |
一律20.315% |
対象所得 | 雑所得(海外FX) 給与所得 事業所得 配当所得 不動産所得 山林所得 一時所得 |
所定の利子所得及び一定の先物取引による雑所得等(国内FX) 山林所得 土地建物等の譲渡による譲渡所得 株式等の譲渡所得 配当所得 退職所得 |
海外FXの税金や確定申告については下記のページで詳しく解説します。
信託保全がない
国内FX業者では法律によって信託保全が義務付けられていますが、海外FXではその義務がなく信託保全がない業者がほとんどです。
信託保全とは仮に業者が倒産した際にも、顧客が預け入れているお金の返金を保証する制度です。
海外FX業者の多くには信託保全がないため、万が一の際に資金が返ってこない可能性があるということになります。
ただ、信託保全はない海外FX業者でも「分別管理」を徹底している業者がほとんどです。
分別管理とは業者の運転資金と顧客資金を別の口座で管理することで、顧客の資金を業者の経営のために流用できない仕組みのことです。
このため会社の経営が悪化しても顧客資金が使われることはなく、一定の安全性は担保されます。
と言っても分別管理の場合は会社が倒産した場合に必ず預け入れ資金が全額返ってくる保証はありません。
だからこそ海外FX業者を利用する際は運営歴が長く、日本人トレーダーからも信頼を集めている業者を選びましょう。
特に初めて海外FXを利用する方ならなおさらです。
スワップポイントが小さい
スワップポイントを比較すると国内FXの方が有利です。
スワップポイントとは通貨ペアの2つの通貨の金利の差から得られる利益です。
1つのポジション(未決済注文)を長く持ち続けるほどプラスやマイナスのスワップポイントが加算されていきます。
プラスのスワップポイントならその分が利益に、マイナスのスワップポイントならその分が損失となります。
毎日決まった時間に加算されていき、最終的にポジションを決済するときに損益が計算されます。
国内FXの方がスワップポイントが高く、長期的な目線で投資をしたい方はスワップを考慮しましょう。
海外FXはレバレッジの高さから数時間単位で売買を行うデイトレードや数分単位で売買するスキャルピングが適しています。
このため長期でトレードしたい方以外はスワップポイントはあまり考慮しなくても大丈夫です。
海外FXのリスクと回避方法
ここからは海外FXを利用することで直接的にあなたのお金に生じうるリスクについて詳しく見ていきます。
あらかじめリスクを回避する方法を頭にいれておくことでもしもの時に損失を軽減できるようになります。
- ハイレバレッジによる損失リスク
- 法律上のリスク
- 出金拒否リスク
ハイレバレッジによる損失リスク
海外FX最大のメリットはハイレバレッジですが、最大のリスクもまたハイレバレッジです。
1,000倍や2,000倍のレバレッジを最大まで効かせたトレードでは少しでも意図しない方向に相場が動くと即ロスカットに合うリスクがあります。
また、高いレバレッジをかけるとあなたが入金した金額のレベル以上に毎秒単位で評価額が動くため冷静な判断が出来ない人がほとんどです。
もともと予定していた通りにトレードできず、変なタイミングで損切りしたりあるいは含み損を抱えたまま身動きが取れなくなります。
いきなりハイレバレッジで取引せずに徐々にレバレッジ倍率をあげていくようにしましょう。
出金拒否リスク
海外FX業者の中には顧客資金の出金を拒否する悪徳業者もいます。
と、言っても新興のFX業者やよほどマイナーな業者を選ばない限りはそのリスクは極めて低いです。
SNSなどではまれに海外FXでの出金拒否が報告されることもありますが、ほとんどの場合取引ルールに違反したことが原因だと言われています。
どの業者にも同様の取引ルールがあり、違反すると口座凍結や出金拒否の対象になることがあります。
法律上のリスク
私たち日本人が海外のFX業者を利用することは違法ではなく、罰則を受けることはありません。
ただし海外FX業者が日本人向けにサービスを提供することは現状グレーゾーンとされています。
このため、今後法律の改正によって海外FX業者での取引ができなくなる可能性はあります。
そもそも海外FX業者が日本在住の人に対して営業を行うことは法律で禁止されています。
たとえ海外で金融商品取引のライセンスを持つ業者であっても、日本で登録を受けずに日本に居住する者に対して金融商品取引を業として行うことは禁止されています。引用元:金融庁「外国為替証拠金取引について」より
事実、金融庁は多くの海外FX業者を名指しにして利用しないよう警告を出しています。
ただし警告を出していても法的に裁けないのが現状です。
海外FX業者は日本の法律で守られている日本居住の日本人ではなく、基本的に海外居住の日本人を対象としてサービスを展開しているからです。
このため私たち日本人が海外FX業者を利用していてもトレーダーが法的に裁かれることは現時点でありません。
だからこそ多くの日本人トレーダーが海外FX業者を利用できているわけです。
ただ、少なからず海外FX業者の利用には法的なリスクがあり、今後の金融庁の出方によっては取引できなくなる可能性があることを念頭に置いておきましょう。
初心者にもおすすめの海外FX業者TOP3
いざ海外FX業者で取引してみたいと思っても、世界中には数百以上のサービスがあります。
その中で日本人トレーダーからの人気が高く、業者の取引環境もトップクラスの優良業者を3つ選抜しました。
海外FX業者に求められる最大レバレッジの高さや取引コストの安さ、ボーナスの充実度を比較してランキング形式でご紹介します。
おすすめ 海外FX業者 |
評価 | 国内での人気度 | 最大レバレッジ倍率 | 取引コスト | ボーナス金額 |
---|---|---|---|---|---|
GEMFOREX | 8/9 | ◎ | 1,000倍または5,000倍 | 〇 | ◎ 最大500万円 |
XM Trading | 7/9 | ◎ | 888倍 | 〇 | 〇 最大50万円 |
iFOREX | 6/9 | 〇 | 400倍 | ◎ | △ 最大20万円 |
※◎…3点、〇…2点、△…1点、×…0点
※取引コスト:スプレッド(+取引手数料)
※ボーナス金額:口座開設ボーナス+入金ボーナス
GEMFOREX:スタンダード口座
引用元:GEMFOREXより
海外FX業者 | GEMFOREX |
---|---|
評価 | 8/9 |
国内人気度 | ◎ |
最大レバレッジ倍率 | 1,000倍または5,000倍 |
取引コスト | 〇(USD/JPY:平均1.5pips) |
ボーナス金額(開設/入金) | ◎(1万円/500万円) |
GEMFOREX(ゲムフォレックス)は4つの項目全てにおいて業界最高水準の海外FX業者です。
人気の海外FX業者の中で唯一日本人が設立した業者であるGEMFOREX。
海外FX業者を利用する際には日本語サポートの質の低さが不安要素となりがちですが、GEMFOREXならその心配もありません。
・業界最高額のボーナス制度
・最大レバレッジ1,000倍または5,000倍
・スプレッド・取引コストが安い
・ドル円のスワップが業界唯一ダブルスワップ
・日本語サポートが充実
・無料の自動売買ツールが使える
※詳細「GEMFOREXのメリット・デメリット」
【人気を集める最大の理由は高額ボーナス】
GEMFOREXを使う最大のメリットは業界No.1の豊富なボーナスがもらえる点です。
毎日開催されるジャックポットボーナスでは最大100万円分の入金ボーナス獲得のチャンスがあります。
引用元:GEMFOREX1,000%入金ボーナスジャックポットより
また、口座開設するだけで貰える未入金ボーナスも最大2万円と業界最高額です。
定期開催のボーナスキャンペーンでは入金額と同額のボーナス、最大500万円が必ずもらえる期間もあります。
500万円の入金で500万円のボーナスがもらえるため、トレード資金は1,000万円になります。
GEMFOREXのボーナスだけを目当てに利用しているトレーダーも少なくありません。
【レバレッジ】
一番人気の口座タイプ、オールインワン口座の最大レバレッジは1,000倍で、業界3位タイの高水準です。
業界1位であるExnessのレバレッジ実質無制限(最大21億倍)は口座残高が10万円を超えると2,000倍まで、50万円を超えると1,000倍までに制限されます。
業界2位のFBSのレバレッジ最大3,000倍も口座資金が20万円をこえると1,000倍までに制限されます。
これを考慮すると残高200万円までレバレッジが制限されることなく、最大1,000倍のレバレッジをかけられるGEMFOREXのような業者が業界最高水準と言えます。
【デメリット】
GEMFOREXの主なデメリットは過度なスキャルピングが規制の対象になる点です。
過度なスキャルピングとは5分間で往復10lotとされており、口座資金500万円程度のトレードが目安です。
よほど大きな資金で短期トレードしなければ規約違反にはならないでしょう。
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XM Trading:スタンダード口座
引用元:XM Tradingより
海外FX業者 | XM Trading |
---|---|
評価 | 7/9 |
国内人気度 | ◎ |
最大レバレッジ倍率 | 888倍 |
取引コスト | 〇(USD/JPY:平均1.6pips) |
ボーナス金額(開設/入金) | 〇(3,000円/50万円) |
・人気No.1の信頼感
・最大レバレッジ888倍と高め
・豊富なボーナス
・トレードに使えるポイント制度
・透明性の高いNDD業者
・ロスカット水準20%
・ゼロカットシステムを採用
・ストップレベルゼロ
・世界各国で金融ライセンス登録
・充実の日本語サポート
※詳細「XMのメリット・デメリット」
XM Trading(エックスエム)は国内人気No.1の海外FX業者。ネット上の海外FX専門サイトでもXMを推薦しているものが多いです。
人気の秘密は多くの日本人トレーダーが既に利用している実績があることです。
海外FX自体に多少なりともリスクがあることは多くのトレーダーが認識しています。
その中でも安心して利用できる業者を選びたいと思うのは自然な流れ。依然としてXMが人気なのも頷けます。
そんなXMの強みは約定力の高さです。発注した注文のほとんどが遅れなくその場で約定します。
狙っていたタイミングで注文できず利益を逃したり、反対に損切りが遅れて損失が拡大する心配もありません。
一方でXMの取引コストは業界内でも高い水準のためスキャルピングには向きません(スタンダード口座の場合)。
XMはとにかく日本人に人気の海外FX業者でハイレバレッジトレードを体験してみたい方におすすめです。
XMの評判 業界No.1業者を使う前に知っておきたい4つのこと
iFOREX:スタンダード口座
引用元:iforexより
海外FX業者 | iFOREX |
---|---|
評価 | 6/9 |
国内人気度 | 〇 |
最大レバレッジ倍率 | 400倍 |
取引コスト | ◎(USD/JPY:平均0.7pips) |
ボーナス金額(開設/入金) | △(なし/20万円) |
・取扱銘柄の種類が豊富
・仮想通貨の取引ができる
・ボーナス(トレーディングチケット)が豪華
・ポジションの一括決済ができる
・レバレッジ制限が一切ない
・最小入金額は1万円から
※詳細「iFOREXのメリット・デメリット」
iFOREXは老舗の海外FX業者で25年の歴史を持ちます。
その安定感からiFOREXで出金拒否はあり得ないと断言するベテラントレーダーが何人もいます。
初回入金時には最大125%のトレードボーナスがもらえるため、少額からでも大きく稼げる業者です。
最大レバレッジは400倍とあまり高い水準ではありませんが、その分取引コストが業界トップクラスに安いため数分単位で売買を繰り返すスキャルピングトレードに向いている業者です。
iFOREXの評判 億の利益が狙えて出金も安心の老舗FX業者
海外FX業者の口座開設手順
海外FXの口座開設手順は5つのステップです。
- 必要情報を入力して登録
- 必要書類の提出
- 審査
- 口座に入金
- 口座開設・入金ボーナスをゲット
最大のハードルは書類提出ですが、指示通りに進めば意外と簡単に開設できます。
必要情報を入力して登録
まずは各海外FX業者のホームページにアクセスします。
必ずサイトの分かりやすい箇所に大きく「口座開設」のボタンがあるのでそちらをタップ。
まずはメールアドレスと氏名を登録するサイトが多いです。
登録したアドレス宛にメールが届くので、メールに記載のURLへアクセスして住所や年齢などの必要情報を登録しましょう。
必要書類の提出
情報の入力が完了したら口座の開設自体は完了です。
ただしこの時点では入金ができません。
次に必要書類を提出しましょう。
必要書類は主に2種類。
本人確認書類 | 住所確認書類 | |
---|---|---|
例 | ・運転免許証 ・パスポート ・住民基本台帳カード ※有効期限内 |
・住民票の写し ・公共料金の利用明細書 ※業者により発行から3か月~6か月以内のもの |
提出と言っても現物やコピーを郵送する必要はありません。
スマホで撮影して画像を送るだけでOKです。
審査
書類を提出したら審査が始まります。
審査期間は1日~2週間ほど。こちらも業者や混雑状況にも依ります。
海外FXの審査にはほとんど落ちることはありません。
ただし、提出した書類の期限切れや住所が一致しない場合には審査に落ちる可能性があります。
口座に入金
無事審査が終われば口座に入金できるようになります。
入金方法についても業者によって採用している方法が異なります。
主な入金方法は以下のとおり。
- 銀行送金
- クレジットカード
- bitwallet
業者や入金方法によって手数料を取られる場合があります。
事前に口座開設先の入金ルールを確認しましょう。
また、入金方法と出金方法は同一のものを選ぶ必要がある業者も。
例)クレカで入金→クレカで出金
ルール確認が必須です。
入金が口座に反映されたら無事トレードの環境が整います。
海外FXライフをお楽しみください。
口座開設・入金ボーナスをゲット
口座開設時や入金額に応じてボーナスを獲得できます。
多くの海外FX業者では自動的に口座にボーナス金が反映されているので確認しましょう。
入金ボーナスの獲得にひと手間かかる業者(GEMFOREXなど)もあります。
ボーナス制度についてもホームページをよく読み、受け取りそびれのないように注意が必要です。
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