FXで1日5,000円稼ぐ方法は無数にありますが、どれを選ぶと無理なく継続しやすいかは資金額によって変わります。
この記事では資金10万円、1万円、100万円の3パターンにわけ、FXで1日5,000円稼ぐ方法を細かく分析。
取引ロット数や狙う利幅とそれに合ったFX手法、おすすめの通貨ペアまで導き出し、1日5,000円を達成できるようにサポートします。
目次
資金別FXで1日5000円稼ぐ方法
FXは他の投資と同様に資金額が大きいほど稼ぎやすくなります。
ただ、FXが他の投資と違うのは少額資金からでも始められて、少額から資金額を増やしていける点です。
同じ1日5,000円を稼ぐ目標を掲げていても、100万円の資金がある場合と1万円の資金の場合では立ち回り方が変わります。
FXを始める際の元手として多い順に10万円、1万円、100万円でのトレード方法をそれぞれ見ていきましょう。
資金 | 10万円 | 1万円 | 100万円 |
---|---|---|---|
証券会社 | 海外FX業者 | 海外FX業者 | 国内or海外FX業者 |
ロット数 (通貨数) |
0.2ロット (2万通貨) |
0.1ロット (1万通貨) |
1ロット (10万通貨) |
1日に狙う 合計利幅 |
25pips | 50pips | 5pips |
トレードスタイル | デイトレード | デイトレード | スキャルピング |
ポジション 保有時間の目安 |
15分~1時間 | 15分~3時間 | 5分 |
おすすめの 通貨ペア |
ドル円 ポンド円 ゴールド |
ゴールド ポンド円 |
ドル円 ユーロ円 |
→右にスクロールできます。
前提として海外の証券会社を利用した方が安定して稼ぎやすいです。
国内の証券会社は最大レバレッジが25倍に制限されていますが、海外では1,000倍程度までレバレッジを活用できます。
レバレッジの力で大きな取引ができるため、狭い値幅でも国内口座よりも高い利益が望めるのが魅力です。
また、海外の証券会社では最大500万円まで資金を2倍にできるボーナスを配布するなど、元手よりも大きな資金でトレードできるため無理なく稼ぎやすいメリットがあります。
資金10万円からFXで1日5000円稼ぐ方法
資金10万円から毎日安定して5,000円を稼ぐのはトレードの手法さえ確立できれば難しすぎることはありません。
もちろん、絶対に毎日稼ぎ続けられる手法は存在しないため負ける時もありますが、勝ちの確度を高めることはできます。
資金10万円からFXで1日5,000円を無理なく稼ぐには以下の表のようなトレードが目安になります。
資金 | 10万円 |
---|---|
証券会社 | 海外FX業者 |
ロット数 (通貨数) |
0.2ロット (2万通貨) |
1日に狙う 合計利幅 |
25pips |
トレードスタイル | デイトレード |
ポジション 保有時間の目安 |
15分~1時間 |
おすすめの 通貨ペア |
ドル円 ポンド円 ゴールド |
それぞれの点について詳しく説明した上で、10万円の資金で1日5,000円稼ぐFX手法をチャートで図解します。
FXで稼ぎつづけるには手法だけでなくロットやリスク管理も大切です。
証券会社は海外FX業者が望ましい
前提として証券会社は海外のFX口座を利用した方が目標達成しやすいです。
むしろ国内FX業者ではかなり難しいと考えてください。
海外FX業者と国内FX業者では最大レバレッジ倍率が40倍も違います。
その分だけ同じ利益を稼ぐにも利幅が必要になります。
海外FX業者 | 国内FX業者 | |
---|---|---|
資金 | 10万円 | 10万円 |
最大レバレッジ | 1,000倍 | 25倍 |
最大取引可能量 (※ドル円125円と仮定) |
80万通貨 | 2万通貨 |
適正取引量 (※ドル円125円と仮定) |
2万通貨 (80万÷40) |
500通貨 (2万÷40) |
5,000円稼ぐのに 必要な値幅 |
25pips | 1,000pips |
表の「国内FXの適正取引量:500通貨」はかなりリスクを抑えた数値ですが、仮にリスクを取って1,000通貨としても500pips、2,000通貨で250pipsの値幅が必要です。
さらにロットを引き上げて1万通貨なら50pipsの値幅で5,000円の利益が達成できますが、最大の許容量に対して高いレバレッジをかけた取引はたまたま成功しても継続するのは難しいです。
一方で海外FXの最大レバレッジは国内FXの40倍。
もちろん最大倍率までレバレッジをかけるとすぐにロスカットされてしまいますが、適正なレバレッジまで取引ロット数を抑えたとしても2万通貨で25pipsの値幅を取れれば5,000円稼ぐことができます。
1日25pipsは決して難しい数字ではありません。
また、海外FXのボーナスを活用すれば10万円の資金を20万円にしてトレードを開始できます。
資金が倍になればリスクをそのままに取引数量も倍にできますね。つまり4万通貨の取引で12.5pipsの値幅だけ取れれば5,000円の利益が達成でき、より簡単に継続しやすくなります。
25pipsの利幅を狙うトレード手法
資金10万円で1日5,000円稼ぐには2万通貨で25pipsの値幅をねらいます。
※2万通貨:海外FXで0.2ロット
取引通貨ペアはドル円やポンド円、ゴールドなどどれを選んでも実現可能性は高いです。
中でもドル円はチャート分析通りに値動きしてくれることが多いためトレードしやすいです。
ポンド円やゴールドは値動きが早いため15分などの短期間でトレードを終えることができます。一方でチャート分析通りに動かないこともあり、若干難易度は上がります。
25pipsの値幅は1時間足チャートでライントレードすれば容易に達成できます。
ライントレードとはローソク足の高値と高値、安値と安値を線で結んで、そのラインを根拠にトレードすることです。
出典:TradingView「米ドル/円チャート」より
この時、大きな値動きの流れ(トレンド)の向きに合わせてエントリーすることを心がけましょう。トレンドに反してエントリーするとラインをブレイクして大きな損失に繋がる可能性が高くなります。
無事ラインでエントリーできたら欲を出さずに25pipsで利確しましょう。
ライントレードの詳しいやり方は以下のページで図解しています。
資金1万円からFXで1日5000円稼ぐ方法
資金1万円から安定して1日5,000円稼ぐのはかなり難しいですが、もう少し目標を落として着実に資金を増やし10万円を作ることはできます。
資金10万円まで到達すれば安定して1日5,000円稼ぐのも難しくなくなるので、まずは着実に資金を増やすことに専念しましょう。
とは言え、資金1万円で5,000円を稼ぐのは不可能ではないのでその方法をお伝えしていきます。
資金 | 1万円 |
---|---|
証券会社 | 海外FX業者 |
ロット数 (通貨数) |
0.1ロット (1万通貨) |
1日に狙う 合計利幅 |
50pips |
トレードスタイル | デイトレード |
ポジション 保有時間の目安 |
15分~3時間 |
おすすめの 通貨ペア |
ゴールド ポンド円 |
証券会社は海外FX業者でないと不可能
まずFXで1万円から1日5,000円稼ぐのは海外FX業者の高いレバレッジが絶対条件です。
仮に国内FX業者のレバレッジ25倍で限度ぎりぎりの1,000通貨のポジションを持ったとしても5,000円稼ぐには500pipsの値幅必要です。
1日に500pips動く通貨ペアはなく、仮に運よく500pips動いたとしてその初動からエントリーして終わりまでポジションを持ち続けられる度胸がないと難しいでしょう。
50pipsの利幅を狙うトレード手法
FXで資金1万円から1日で5,000円稼ぐには、1万通貨で50pipsの値幅を狙いましょう。
50pipsの値幅を15分~1時間ほどで狙うには値動きの激しいポンド円やゴールドを取引します。
取引銘柄が変わるからと言って手法に大きな変化は必要ありません。
高値と高値・安値と安値を結ぶチャネルラインや水平線を引いて、ラインを根拠にエントリーや利確をします。
50pipsの広めの値幅を狙うのでチャートは1時間足チャートを基準にトレードしましょう。
東京市場が開く前後の8~11時、NY市場が開く前後の22~2時は値動きがより一層激しくなるので15分足チャートでも50pipsの値幅を狙いやすいです。
特にチャートパターン形成後のライントレードは短期で広い値幅を取りやすいので意識して狙ってみましょう。
ライントレードとチャートパターンの組み合わせ手法は以下ページで解説しています。
資金100万円からFXで1日5000円稼ぐ方法
FXで資金100万円あれば余裕を持って1日5,000円稼ぐことができます。
しかも必要な利幅は5~10pipsと狭く、1日のトレード時間は数分だけでOKです。
資金 | 100万円 |
---|---|
証券会社 | 国内or海外FX業者 |
ロット数 (通貨数) |
海外FX:1ロット (10万通貨) 国内FX:5ロット (5万通貨) |
1日に狙う 合計利幅 |
海外FX:5pips 国内FX:10pips |
トレードスタイル | スキャルピング |
ポジション 保有時間の目安 |
5分 |
おすすめの 通貨ペア |
ドル円 ユーロ円 |
証券会社は国内or海外FX業者どちらでも可
資金が100万円あれば証券会社は国内でも海外でもどちらでも達成可能です。
ただ、海外FXのボーナス制度を活用すれば入金額と同額の取引ボーナスがもらえて、資金を200万円に増やすことができます。
資金が2倍になれば取引ロット数も倍にできるので、半分の利幅で5,000円を稼ぐか、1日10,000円稼ぐ目標を立てることも可能です。
海外FXボーナス 最新キャンペーン23社を比較【2022年】
5~10pipsの利幅を狙うトレード手法
資金100万円からFXで1日5,000円を稼ぐには、海外FXなら10万通貨で5pips、国内FXなら5万通貨で10pipsを狙います。
狙う利幅が狭いので長くポジションを保有する必要はなく、数分で取引を完了できるスキャルピングトレードがぴったりです。
FXのスキャルピング手法や成功のコツは以下のページに詳しくまとめています。
FXで1日5,000円を継続して稼ぐコツ
1度だけでなく継続してFXで毎日5,000円を稼ぐには「すること」と「しないこと」を決めて、ルールを守ることが大切です。
【すること】
・絶好のチャンスまで待つ
・ぎりぎりまで引き付ける
・あらかじめ決めたロットを守る
・あらかじめ損切ラインを決める
・資金を増やす
・相場の基本を学ぶ
【しないこと】
・焦って利益を伸ばそうとしない
・無理に毎日稼ごうとしない
・方向感が分からない時はトレードしない
・細かな値動きに一喜一憂しない
絶好のチャンスまで待つ
FXの勝率を高めて継続して勝ち続けるには、絶好のチャンスまで待つ忍耐が必要です。
実はFXはチャンスが来るまで待っている時間が大半を締めます。
トレードがしたい時にチャートを開いて「買い」か「売り」か二択のギャンブルをしていては継続して稼ぐことはできません。
チャートから値動きの流れを読み取り、次の絶好のエントリーチャンスに到達するまでじっと待ちましょう。
ぎりぎりまで引き付ける
次のエントリーチャンスを見極めたら、その価格に到達するぎりぎりまで引き付けましょう。
利幅を極限まで広くできる上、仮に予想とは反対に値動きしても損失を限りなく小さくできます。
チャネルラインや水平線をエントリーの根拠としているなら、そのライン上に価格が到達するまでエントリーしないのが理想です。
あらかじめ決めたロットを守る
取引ロット数は資金の桁が1つ増えるまで固定でトレードし続けましょう。
人にはそれぞれ感情を揺さぶられる金額があり、それは慣れによって決まるものです。
例えば、1万通貨の場合1pipsで100円の損益が増減します。この値動きなら冷静にトレードできる方も多いでしょう。
しかし10万通貨の取引で1pips1,000円の損益が増減するのを目の当たりにした途端、突然感情で利確・損切りをするようになるのはよくあることです。
結果的に早すぎる利確と遅すぎる損切りでいわゆる「コツコツドカン」のトレードをしてしまうことも少なくありません。
自分が許容できる損益の増減スピードはトレードのレベルや資産額、慣れによって定着するものです。
なのでトレード毎にロットを変えずに一定の金額まで到達したら増やすなど計画性を持って調節しましょう。
あらかじめ損切りラインを決める
損切りラインはエントリーの前に決めておきましょう。
エントリーする前にはあらかじめチャートの分析と次のトレードチャンスの目星はついているはず。
ということはエントリーした後の損切りラインの目安もあるはずです。
理想を言えば、エントリーと同時に損切りのストップロス注文を設定しておくのが望ましいです。
ポジションを持ってから感情的にずるずると損切りラインを遠ざけてしまわぬよう、機械的に損切りされるように注文しておきましょう。
ストップロスやテイクプロフィットなど事前に決済注文を設定する方法は下記ページで解説しています。
相場の基本を学ぶ
FXは相場の基本的なことが分かっていれば少なからず安定して稼げるようになっています。
相場の基本とは、主に大きな値動きの流れの読み取り方や流れに逆らわないエントリーのタイミング。
この2つを理解するには「ダウ理論」と「グランビルの法則」と呼ばれる2つの相場の原則を知っておくことです。
FXを始めたての方には少し難しいかもしれませんが、この2つを理解しているだけで大きな失敗はせずにやがて稼げるトレーダーになるはずです。
資金を増やす
資金の大きさはFXの稼ぎやすさに直結します。
もしも余剰資金で追加できるお金があるのなら追加していくとより稼ぎやすくなります。
余剰資金がない場合は海外FX業者の入金ボーナスを活用することで資金を2倍にすることもできます。
資金が2倍になれば取引できるロット数も2倍になり、狙う値幅は半分で済むようになります。
豪華ボーナスで人気の海外FX業者は下記のページに最新情報をまとめています。
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次からはFXで安定して1日5,000円稼ぐために「しないこと」を見ていきましょう。
焦って利益を伸ばそうとしない
何らかの理由で焦っていつもよりも稼ごうとすると返って失敗する可能性が高いため毎日一定で5,000円の利益を目指しましょう。
FXトレーダーは前日の利益が5,000円に到達していなかったり、前回のトレードが損切りで終わっていると遅れを取り戻そうとして無茶に稼ごうする傾向があります。
本来であれば5,000円稼げたところを、まだ伸びると思って保有し続けた結果いつの間にか含み損に……。
これもよくある話しです。
まずは安定して5,000円を稼げるようになることを目指し、5,000円稼げたらその日はトレードを終えるぐらいの気持ちでいましょう。
反対に1日3回損切りに終わったらその日はトレードを休むというルールも有効です。日によって相場の流れや特徴は変わりますから、今日は自分に合わない相場だったんだと割り切る余裕が大切です。
無理に毎日稼ごうとしない
FXは毎日絶対に稼ごうという心持ちでいると失敗しやすいです。
なぜなら、前述の通りFXはトレードのチャンスを待つ時間が大半だからです。
1日の間全くチャンスが来ないこともあり得ます。
今日はまだ5,000円稼げていないからと難しいタイミングでトレードした結果惨敗というのはよくある話し。
チャンスが来なければその日は休む選択も大切です。
方向感が分からない時はトレードしない
トレードチャンスが分からない時は分かる相場になるまで待つのも重要です。
分からない相場でトレードするのはギャンブルと同じ。
FXをしていない人から見れば上がるか下がるかの二択のギャンブルかもしれませんが、その50:50をいかに自分の分析で60:40や70:30に傾けてから取引できるかがトレーダーのつとめです。
50:50の状態のままであれば、どちらかの優位性が見えるまでは待ちましょう。
細かな値動きに一喜一憂しない
初めのうちはローソク足の細かな値動きを見ない方が得策です。
まだ確定していないローソク足の上がり下がりに感情が動かされ、ルールに基づいた判断ができなくなります。
特に1分足や5分足チャートは一切見ずに1時間足や4時間足チャートを根拠にトレードするのがおすすめです。
FXのよくある失敗の原因と対策
FXを始めてから熟練のトレーダーになるまでの間に、ほとんどの方が同じ失敗を経験して成長していきます。
いま安定して稼いでいる方も初めはうまく利益を伸ばせず苦労したことでしょう。
実際のトレードの中で失敗を経験し、自分で修正を行っていくことも大切ですが、あらかじめ自分がどのような失敗を経験する可能性があるのか知っておくこともまた大切です。
よくあるFXの失敗10パターンの原因と対策を見ていきましょう。
①損切りが遅れて1回の損失が大きくなりやすい
②損切りが早すぎて獲れたはずの利益を逃す
③早すぎる利確で利益が伸ばせない
④1分足や5分足の動きに一喜一憂する
⑤ローソク足の確定を待たずに判断する
⑥トレード手法が定まっていない
⑦チャートを開いたら必ず取引している
⑧数多くの通貨ペアを扱っている
⑨SNSの他人の情報をもとに売買している
⑩最低限のトレード知識がない
損切りが遅れて1回の損失が大きくなりやすい
FXで最も多い失敗経験として挙げられているのが「損切りができない」ことです。
金融メディアの「暮らしとぜんぶ」が行ったFXに関連するアンケートによると、FXで失敗を経験したことのある方の30%程度が「損切りができなかったことが要因」と回答し最も多い得票数になっています。
私自身もFXを始めた当初は損切りができませんでした。
チャートの動きを見ていると「損切りしなくてもまた価格が戻るはず」という根拠のない願望が生じてくるものです。
ただ、相場は個人の都合に合わせて値動きしていませんので、無慈悲にも予想とは逆方向に値動きが突き進んでいき、やっぱり損切りしないとダメだと思った時には想定の何倍もの損失額になってしまいます。
損切りができずに悩んでいる方は考え方を変えてみてください。
恐らく損切りができない人は「もし、損切りした後に値動きが戻り、損切りしなければ利益が取れたのにという事態を避けたい」という考えを持っているはずです。
実際のところ私もこのように考えていて損切りができませんでしたし、今もこのような考えを抱くことがあります。
ただ、トレードにおいて「かもしれない」や「たられば」はなるべく排除した方が身のためです。
今チャートに表示されているローソク足だけが事実であり市場参加者の多数決の結果です。
予想に反して値動きしている時は、市場参加者は逆を向いているんだと考え、すぐに損切り。さらに経験を積んだトレーダーは損切りした直後に今度は反対方向にエントリーすることも多々あります。
潔く損切りしておけばすぐに次のアクションが取れますし、仮に予想と逆方向に値動きが続いてしまった場合に損失が膨らむこともないのでリスクを最小限に抑えることができます。
損切りが早すぎて獲れたはずの利益を逃す
スキャルピングなど短期のトレードスタイルであれば損切りを早くすることは悪いことではありません。
ただ、あらかじめ決めた損切りラインに到達する前に感情に左右されて損切りを行うのは、利益を大きく伸ばせない要因になります。
結果、複数回トレードをすると利益よりも損失の金額の方が大きくなり、じりじりと証拠金を減らすことになりかねません。
損切りをルール通り行うには、エントリー直後にテイクプロフィット、ストップロスの指値注文を入れておき、手動で決済ボタンを押さないようにするのが効果的です。
エントリーして指値注文を入れたら注文価格に到達するまでチャートを開かない、という対策方法をとっているトレーダーもいます。
早すぎる利確で利益が伸ばせない
損切りの反対のアクション「利確」でも同様に、トレードルールを無視して早めに利確してしまうことは損大利小に繋がります。
始めの内はトレードする際のテクニカル分析でエントリーのポイントだけを分析してしまうのが1つの要因です。
このため、うまくエントリーできてもいつ利確すれば良いのか?どこまでポジションを保有していていいのか不安になり、結果的に少し利益が出たら利確をしてしまうことになります。
早すぎる利確を避けるためには、エントリーポイントだけでなくエグジット、つまり利確するポイントもあらかじめ定めておくことが効果的です。
もし含み益が乗っている状態から反転して損失が出てしまうのを避けたい場合は、エントリーからしばらくして含み益が乗ってきたらストップロス注文をエントリー価格と同じ値段に入れておくのがおすすめです。
こうしておくことで仮に利益が取れなくても損失が出ることがなくなります。
これを建値決済と呼びます。
1分足や5分足の動きに一喜一憂する
これは主にデイトレードの方に当てはまる失敗要因です。
1時間足チャートや15分足チャートを根拠にトレードしているはずが、細かなローソク足の動きが気になって5分足や1分足を見てしまいます。
すると、ローソク足が活発に動き「このままポジションを保有していたら損をしてしまうのではないか」という不安な気持ちを生じさせます。
短期のトレードに慣れている方や下位足の活発な値動きを見なれていない方は、トレード中15分足以上のチャートだけを見るようにしましょう。
比較的動きが緩やかに見えるため感情を圧迫することが避けられます。
チャートを開いたら必ず取引している
チャートを開くたびにエントリ―チャンスに思えてトレードしてしまうことをネットの世界では「ポジポジ病」と呼びます。
FXのトレードはレバレッジを活用する場合がほとんどで取引に成功した時の利益はなかなか大きくなります。
この意識が頭に強く残り「トレードすれば大きく稼げるから早くトレードしたい」という風な発想になることも珍しくありません。
事実、初心者であってもロング(買い)かショート(売り)の二択を当てれば利益は出ますから。
ただ、勝率の高いエントリーポイントを見極めて着実に資金を増やしていけるかは別問題。
トレードルールが確立していない段階では勝率は低く、取引回数を重ねるたびに損失が拡大していくのは当たり前ですよね。
FXで継続して利益を稼ぎ続けるには、勝率の高いエントリーポイントだけに的を絞って適切なレバレッジで勝負することです。
そのチャンスが今じゃないと判断すれば仮にチャートを開いてもその日はトレードをしないという選択ができることがトレーダーとしてのレベルを1つ挙げることになります。
数多くの通貨ペアを扱っている
FXで1んち5,000円を稼げるようになるまでは、トレードする通貨ペアは絞った方が賢明です。
それぞれの通貨ペアや銘柄には値動きの特徴があります。
例えば、ドル円はテクニカル分析が機能しやすく、ポンド円はローソク足にヒゲが出来やすいなど。
それぞれの通貨ペアにこれよりもずっと細かい特徴があるので、1つの通貨ペアだけに的を絞って長く取引を重ね、研究し続けることが理想です。
資金が10万円以下であったり、短期間である程度稼げるようになりたい方は値動きの激しいポンド円やゴールドを極めると良いでしょう。
資金が100万円程度以上ある方や、稼ぐまでに長い期間を見込める方は値動きの分かりやすいドル円を極めるのがおすすめです。
また、海外FX業者でレバレッジ1,000倍までかけられるXMTradingなどを使える方は、値動きの分かりやすいドル円で高いレバレッジをかけて勝負すると相性抜群です。
5万円の資金があれば取引ボーナスを活用して10万円の証拠金でトレードできます。
SNSの他人の情報をもとに売買している
SNSに限らず他人の考えをもとに売買するのは止めましょう。
最終的に何の経験も残らず、自分のトレーダーとしてのレベルは一向に上がりません。
ずっとその人の発信をもとにトレードしつづけるから、別に自分のレベルが上がらなくても良いと考える方もいるでしょう。
ただ、その人はいつ発信を止めてしまうか分かりませんし、本当にその人の言う通りにトレードしていれば利益が出るのかというと分かりませんよね。
勝てる情報か否かにお金を投じてしまうのは勿体ないので、その資金を自分のトレードスキル研鑽に使えると良いですね。
最低限のトレード知識がない
FXで1日5000円安定して稼げるようになるには最低限のトレード知識が必要です。
ただし、裏を返せば最低限の知識があれば十分です。
よくある話でFXの本を3冊買って勉強したけど勝てないなど知識のインプットに重きを置く方が多いです。
私としてはそれよりも最低限の知識をつけたら自分でチャートを見てトレードして失敗して、肌感覚でトレードを分かるようになっていくことの方が重要だと考えています。
本にはFXの大枠のことしか書いてなく、実際の相場で使えるものは少ないからです。
では、実戦に向かう前につけておきたい最低限の知識とは何か?
それは以下の2点です。
初めのうちはこの2つの手法をとことん突き詰めるだけで資金を増やせるはずです。
トレード手法が定まっていない
手法がなく、なんとなくでトレードするのは自分のスキル上達に繋がらないので避けましょう。
トレード手法とは、チャートがどんな形になった時にエントリーや利確をするかをルール化したものです。
チャートは何度も同様の形で値動きしています。
この繰り返し起こる値動きをパターン化したものがテクニカル分析と呼ばれるものです。
現状まだ手法が定まっていない方はライントレードを出来るようにしましょう。
初心者から上級者までほとんどの人が実践している分析手法で、取り入れやすい反面しっかり機能するのでまずはライントレードを極めましょう。
ローソク足の確定を待たずに判断する
最後はある程度トレード手法が定まりつつある方にありがちな失敗要因です。
チャート上に水平線やチャネルラインを引いてライントレードができるようになった方は、ラインブレイクをローソク足の確定時点で判断するようにしましょう。
まだローソク足が確定しておらず動いているにも関わらずラインブレイクだと思い込んでエントリーすると、急にローソク足が逆に動いてだましに合うケースは多々あります。
必ずローソク足が確定したのを確認してからエントリーするようにしましょう。
なお、ラインブレイク後を狙ったエントリーポイントはロールリバーサルを狙うのがおすすめです。勝率を各段に引き上げられます。
FXの効果的な勉強方法
FXで安定して稼げるようになるためには知識だけでなく経験も必要です。
以下の3つのうち、どれか1つ学習教材を決めたら入金しなくてももらえるボーナスを活用したトレードで相場経験を積んでいきましょう。
- 書籍や雑誌を読む
- 凄腕トレーダーのブログやSNSを見る
- 証券会社の学習コンテンツから学ぶ
書籍や雑誌を読む
書籍や雑誌からは基礎的なFXの知識が得られます。
前提知識がなにもない方はFXの入門書を一冊読んでおくと良いかもしれません。
イラストやグラフを用いて解説してくれている書籍が多いため理解しやすいです。
凄腕トレーダーのブログやSNSを見る
基礎だけでなく今より勝率や利幅を上げるには、自分と同じ通貨ペアや銘柄をトレードしているトレーダーの発信情報を参考にしましょう。
ただ、いくらまで上がる、下がると言った情報を見てしまうと無意識にその情報を意識してトレードしていまうことも。
自分のトレードルールに反する取引をすることにも繋がるのでそういった情報は頭に入れないようにしましょう。
相場で使えるチャート分析手法は当サイトの下記ページにもまとめています。
証券会社の学習コンテンツから学ぶ
証券会社自らが学習コンテンツを発信している業者もあります。
例えば海外FX業者で日本人から圧倒的な支持を受けているXMTradingでは、月6回ほど違うテーマでウェブセミナーを開催しています。
自分の使っている証券会社の学習コンテンツなら同じ環境での取引を前提としたコンテンツが多いでしょう。
証券会社のコンテンツは自分が使っているところのものを参考にしましょう。
口座開設ボーナスでトレードしてみる
FXの基本的な知識がついたらとにかくトレードして実践で経験を積むのが上達の近道です。
この際、デモトレードはおすすめしません。
デモトレードは新規注文や決済の仕方を知るには良いですが、トレードスキルを磨くならリアルトレードが一番。
本物のお金が利益や損失によって増減するため、FXトレーダーの最大の敵である己の感情と向き合うことができるからです。
リアルマネーだからこそ自分はこういう場面でこういう感情を持ってこういう判断をしてしまうんだという傾向も知れます。
いきなり自己資金でトレードするのは気が引けるという方も無料の口座開設をするだけで受け取れる口座開設ボーナスを使えば未入金でもトレード可能。
取引量などの条件なく本当に口座開設だけでもらえるのは海外の証券会社のみです。
時期によって頻繁に内容が変わる海外FXの口座開設ボーナスキャンペーンについては、以下のページに最新情報をまとめています。
FXで1日5000円を稼ぎやすいおすすめFX口座
基本的にFXで1日5,000円を稼ぐには海外の証券会社が有利です。
国内の証券会社とは異なり、海外FX業者の最大レバレッジは1,000倍を超え攻めのトレードをしたい時に役立ちます。
もちろん自身で注文を出す時の取引量に応じて実際に効かせるレバレッジ倍率は調節できます。
一方で国内FX業者では最大レバレッジが25倍までに制限されているため、投資金が少なくとも100万円以上ある方でないと1日5,000円稼ぐのは難しいでしょう。
では、海外FX業者の中でも扱いやすく、FXで1日5,000円稼ぐのに適した業者を3つご紹介します。
人気証券会社 | XMTrading | GEMFOREX | ThreeTrader |
---|---|---|---|
人気度 | ◎ | ◎ | 〇 |
実績・運営年数 | 13年 | 8年 | 1年 |
ボーナス制度 | 最大60万円 | 最大200万円 | なし |
最大レバレッジ | 1,000倍 | 1,000倍 | 500倍 |
取引コスト・スプレッド | △ | 〇 | ◎ |
海外FXの中でもにはボーナス制度の豊富な証券会社が人気です。
自己資金を入金すると入金額に応じて取引の資金として使えるボーナスが付与される仕組みです。
XMTradingでは最初の5万円まで、GEMFOREXではキャンペーン期間中は200万円まで同額の入金ボーナスが付与されます。
例えば5万円を入金すると同額の5万円ボーナスが付与され、資金は全部で10万円になります。
元々の資金よりも大きな金額を扱えるため効率よく利益を狙える仕組みです。
ボーナス自体は出金できませんが、ボーナスを使って稼いだ利益は制限なく出金できます。
XMTrading
出典:XMTrading
XMTrading(エックスエム)は海外証券会社を利用しているトレーダーの半数近くが利用している人気No.1の証券会社です。
最大レバレッジやボーナス制度、充実の日本語サポートにFXを勉強できるコンテンツなどFX初心者でも使いやすい環境が整っているのがポイントです。
また、運営歴も13年と長く実績が豊富なので安心して利用できるのも人気の理由です。
始めてFX口座を開設する人にうってつけの業者と言えます。
関連記事:XMの評判 業界No.1業者を使う前に知っておきたい4つのこと
GEMFOREX
出典:GEMFOREX
GEMFOREX(ゲムフォレックス)はXMに次いで人気を集めている証券会社です。
運営歴で見ればXMよりも圧倒的に実績は少ないですが、豪華ボーナスキャンペーンに力を入れて急速に口座開設者が増加しています。
業界最高額の最大200万円の取引ボーナスは圧倒的。200万円入金すれば200万円のボーナスが付与されるため合計400万円の資金でFX取引ができます。
資金がある方ほどボーナスの恩恵が大きくなるため、そういった方に適した業者と言えます。
無料の口座開設だけでも1万5千円のボーナスが付与されるため、まずは口座開設ボーナスを利用してFXに慣れるのも良いですね。
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ThreeTrader
出典:ThreeTrader
ThreeTrader(スリートレーダー)は2021年に設立された新興のFX業者ですが、SNSを中心に評判が評判を呼び一躍人気業者の仲間入りをしています。
ThreeTraderの特徴は何と言っても取引コストの安さです。
FXではスプレッドと呼ばれる取引コストが1取引ごとにかかります。
ThreeTraderのスプレッドは海外業者の中で最安。意識しなくても問題ない程度のスプレッドなのでコストの計算に慣れていない初心者でも扱いやすいです。
特に数秒~数分単位で細かなトレードを行うスキャルピングをしたい方にはもってこいの証券会社です。
細かい取引を想定していない方はXMやGEMFOREXなど最大レバレッジが高く、ボーナスも豊富な業者を利用する方がメリットは大きいでしょう。
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