2022年7月、ついにXMでの仮想通貨・ビットコイン取引の再開が発表されました。
価格変動が激しく、上昇する時は一気に上昇、下落する時は一気に下落するなど一方向への値動きが大きいのが特徴の仮想通貨。
ゴールド(金)CFDよりも短期で大きく稼ぎやすいトレード対象ではないでしょうか。
そんな仮想通貨をXMで取引する際にはレバレッジやスプレッドはどうなっているのか、証拠金はいくら必要かなど各種取引条件を確認していきましょう。
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目次
XMの仮想通貨・ビットコイン取引条件
さっそくXMの仮想通貨、ビットコイン取引の各種条件を以下の9項目に分けて解説していきます。
- 最大レバレッジ250倍
- 必要証拠金
- スプレッド
- 取引時間
- スワップフリー
- 取扱銘柄27種類31通貨ペア
- 最大ロットと最小ロット数
- ストップレベル
- ゼロ口座は仮想通貨取引対象外
最大レバレッジ250倍
XMの仮想通貨取引のレバレッジは最大250倍です。
XMは仮想通貨取引サービスを提供する海外FX業者の中で、最もレバレッジ倍率の高い一社と言えます。
FXと仮想通貨のハイブリッド取引所として知られるFXGTでは最大1,000倍のダイナミックレバレッジを実現していますが、他社のレバレッジはXMほど高くありません。
Bybitの最大レバレッジは100倍、BigbossやTytan FXでは2桁台です。
世界最大級の仮想通貨取引所であるBynanceのレバレッジは最大125倍と比較的高めですが、XMはその2倍にあたる最大250倍のレバレッジで取引ができます。
業界屈指のハイレバレッジで仮想通貨取引ができるのが、XMの強みです。
なお銘柄によって最大レバレッジが異なるので、取引前に確認しておきましょう。
必要証拠金
XMの仮想通貨取引は、CFD取引のため証拠金が必要になります。
CFD取引とは証拠金を預け銘柄を売買し、売買で発生した差額のみを決済する「差金取引決済」のことです。
CFDはFXと同じ証拠金取引の一種で、取引に際し業者から担保として求められる一定率の預託金を必要証拠金と言います。
必要証拠金の計算式は以下の通りです。
必要証拠金=ロット数 × コントラクトサイズ ※1× オープン価格※2 ÷ レバレッジ
※1コントラクトサイズ
1ロットあたりの通貨量のことで、仮想通貨によって異なる
ビットコインの場合、1ロット=1BTCなのでコントラクトサイズは1となる
※2オープン価格
仮想通貨の現在価格のこと
証拠金は以下のように算出します。
【例】
BTCUSD(ビットコイン/米ドル)が30,000ドルの時に0.1ロットをレバレッジ250倍で取引する場合
ロット数 1× コントラクトサイズ1 × オープン価格30,000ドル÷ レバレッジ250=必要証拠金120ドル
120米ドル=約16,000円(2022年8月時点)
必要証拠金は銘柄やロット数等の条件によって異なります。また仮想通貨のオープン価格も流動的なので、必要証拠金の額は都度変動します。
XM公式サイトには仮想通貨CFDの必要証拠金一覧が掲載されています。
銘柄ごとのコントラクトサイズや最大レバレッジが記載されているので、必要証拠金を計算する際に参照すると良いでしょう。
スプレッド
XMの仮想通貨取引にかかるスプレッドは、銘柄によって異なります。
ビットコインやイーサリアムのようなメジャーな仮想通貨はスプレッドが広い傾向にありますが、ほとんどの銘柄の最低スプレッドは1を切っています。
銘柄ごとの最低スプレッドはXM公式ウェブサイトにて確認が可能です。
XMでは変動スプレッドを採用しているため、記載の最低スプレッドで取引できるわけではありません。
リアルタイムスプレッドに関しては、XMのウェブサイトからダウンロードしたMT4またはMT5にて確認できます。
なお、XMの仮想通貨取引における手数料は全銘柄無料です。
取引時間
XMでは24時間365日仮想通貨取引が可能です。
FXやその他CFDは、マーケットの取引時間外となる土日・祝日やクリスマス、年末年始には取引ができません。
しかしXMの仮想通貨取引は、時間帯や曜日を気にせず好きなときにトレードを楽しめます。
ただしサーバーメンテナンス時間帯にあたる毎週土曜日の夕方(夏時間:16:05〜16:35、冬時間:17:05〜17:35)の30分間は、仮想通貨取引ができないので注意しましょう。
スワップフリー
XMの仮想通貨取引はスワップフリーです。
スワップフリーの実現によって、ポジションの長期保有がしやすくなりました。
スワップ(ポイント)とは、通貨間の金利差によって発生する調整損益を指します。
高金利通貨を買い低金利通貨を売った場合はスワップポイントを受け取ることができ、低金利通貨を買い高金利通貨を売った場合はスワップポイントを支払う仕組みです。
通貨を保有しているだけで稼げるスワップポイントですが、マイナススワップの通貨を保有するとマイナス分のスワップポイント日々が徴収されていきます。
場合によっては長期保有で大きな負担となり得るスワップポイントですが、スワップフリーであればスワップポイントによって発生するコストを考える必要はありません。
スイングトレーダー、長期トレーダーにとって有利な条件と言えるでしょう。
取扱銘柄27種類31通貨ペア
XMでは27種類、31通貨ペアの仮想通貨取引が可能です。
以前はBTC・ETH・LTC・BCH・XRPの5種類のみでしたが、2022年の仮想通貨取引の再開に際して時価総額の大きいメジャーな仮想通貨のほか、時価総額の小さいマイナーな仮想通貨の取扱いを開始し銘柄を拡充させました。
仮想通貨取引を提供する海外FX業者の中でも、XMの銘柄ラインナップはトップクラスです。
最大ロットと最小ロット数
XMの仮想通貨取引の最小ロットは、全銘柄一律0.01です。最大ロットは銘柄によって異なります。
ビットコインは最大30ロット、イーサリアムは最大510ロット、銘柄によっては最大12,000ロットを超えるものもあります。
銘柄ごとの詳細は公式ウェブサイトにて確認が可能です。
ストップレベル
XMの仮想通貨取引のストップレベルは0です。
ストップレベルとは、指値または逆指値等の予約注文を出すときに現在の価格から最低限空けなければならない値幅を指します。
スキャルピングのように小さい値幅で利益を積み重ねるトレードでは、ストップレベルが広いと小回りの効いた取引ができなくなりデメリットとなります。
XMのストップレベルは「0」、つまりストップレベルを気にすることなく注文を出すことが可能です。
スキャルピング等短期トレーダーにとって好条件と言えるでしょう。
ゼロ口座は仮想通貨取引対象外
XMのゼロ口座は仮想通貨取引に対応していません。
仮想通貨取引に対応しているのは、スタンダード口座またはマイクロ口座です。
XMで仮想通貨取引を楽しみたい新規トレーダーはスタンダードかマイクロ口座を開設しましょう。
またゼロ口座しか持っていない既存トレーダーでも、口座を追加開設することで仮想通貨取引ができます。
追加口座の開設は、XMマイページから申し込みが可能です。
XMの仮想通貨・ビットコイン取引の注意点
XMで仮想通貨取引をする際の注意点が5つ。
- 仮想通貨はボラティリティが大きい
- 仮想通貨は週末もトレードできる
- ゼロ口座は仮想通貨トレード対象外
- ロット数によってレバレッジ制限がある
- 仮想通貨・ビットコインでの入出金は不可
知らずにトレードして損をしないように、あらかじめ注意点を把握しておきましょう。
仮想通貨はボラティリティが大きい
仮想通貨は株式指数や為替等の他の金融商品に比べ、ボラティリティが高い傾向があります。
ボラティリティが高いということは、価格が大きく変動するということです。
価格の変動が大きいと値幅がとれて稼ぎやすいというメリットがある一方で、損失が大きくなりやすいというデメリットもあります。
ボラティリティは流動性と大きく関係しており、流動性が高いとボラティリティは低く安定し、流動性が低いとボラティリティは高くなりがちです。
流動性の低いマイナーな仮想通貨を取引するときは特に注意を払い、損切りによるリスク管理を徹底しましょう。
仮想通貨は週末もトレードできる
XMでは24時間365日いつでも仮想通貨トレードができます。
株式やFXとは異なり、仮想通貨市場に休場はありません。
土日・祝日、クリスマスや年末年始といった世界的な休日でも市場は開いており、時期や時間帯に関係なく好きな時にトレードが可能です。
ただしXMでは毎週土曜日の夕方(夏時間:16:05〜16:35、冬時間:17:05〜17:35)に、サーバーメンテナンスのため30分間トレードできなくなるので注意しましょう。
ゼロ口座は仮想通貨トレード対象外
XMのゼロ口座は仮想通貨トレードに対応していないため、取引をすることはできません。
XMの口座で仮想通貨取引に対応しているのは、スタンダード口座とマイクロ口座の2つです。
XMが初めてで仮想通貨取引に興味があるトレーダーは、スタンダードまたはマイクロ口座を開設しましょう。
すでにXMユーザーでゼロ口座しか持っていない場合は、XMマイページから口座を追加開設できます。
ロット数によってレバレッジ制限がある
XMでは段階式レバレッジを採用しており、保有ロット数によってレバレッジに制限がかかります。
保有ロット数が増えるほどレバレッジが制限される仕組みで、証拠金率もレバレッジ倍率に伴って変動します。
BTCUSD(ビットコイン/米ドル)の場合、0〜7ロットの保有ではレバレッジは最大250倍ですが、7〜14ロットで50倍、14〜30ロットで1倍まで制限されます。
レバレッジ倍率が1倍の状態と知らずにポジションを持つと、場合によってはすぐに強制ロスカットされることもあるため注意が必要です。
また制限の内容は銘柄やロット数によって異なります。
取引での失敗を避けるためにも、段階式レバレッジのルールと、保有銘柄のロット数とレバレッジ倍率を把握しておきましょう。
仮想通貨・ビットコインでの入出金は不可
XMではビットコインを含む仮想通貨の入出金には対応していません。
入出金できるのは日本円や米ドル、ユーロ等の法定通貨のみです。
取引できない・表示されない時の原因と対策
XMで取引できない・表示されない等のトラブルは、主に下記の4つの原因によって発生します。
- ゼロ口座で取引しようとしている
- 「XMTrading-Real 50」でトレードしようとしている
- MT4・MT5がメンテナンス中
- MT4・MT5で「無効な口座」と表示される
それぞれの対策を確認しておきましょう。
ゼロ口座で取引しようとしている
ゼロ口座は仮想通貨CFDに対応していないため、取引できません。
仮想通貨はXMのスタンダード口座またはマイクロ口座にて取引ができます。
まずはゼロ口座にログインしていないか確認してください。
ゼロ口座しか持っていないトレーダーは、スタンダード・マイクロ口座を追加開設しましょう。
「XMTrading-Real 50」でトレードしようとしている
XMTrading-Real 50というサーバーを使用している口座では、システムの関係により仮想通貨取引ができません。
サーバーは口座を開設したときに自動的に割り振られます。
もし利用している口座のサーバーがXMTrading-Real 50だった場合は、新たにスタンダード口座またはマイクロ口座を追加開設することで仮想通貨取引ができるようになります。
MT4・MT5がメンテナンスをしている
MT4・MT5のメンテナンス中は取引ができません。
メンテナンスは土曜日の夕方(夏時間:16:05〜16:35、冬時間:17:05〜17:35)に行われます。短時間で済むので、メンテナンスが終了するまで待ちましょう。
MT4・MT5で「無効な口座」と表示される
MT4・MT5で「無効な口座」と表示される主な原因は、「ログイン情報の誤入力」または「口座の凍結」が考えられます。
ログインできない場合はログインIDとパスワードを再入力、必要があれば再設定しましょう。
口座が凍結している場合は、XM公式ウェブサイトから新たに口座を開設しましょう。
過去にXMで仮想通貨取引が廃止された理由と再開の背景
業界最大手の海外FX業者として仮想通貨の分野でも成長を見せているXMですが、同社の仮想通貨CFDはかつて廃止に至った経緯があります。
XMが最初に仮想通貨CFDの提供を始めたのは、仮想通貨で多数の億り人が現れた2017年9月です。
BTC・ETH・LTC・BCH・XRPの5種類の仮想通貨を取り扱っていました。
当時は仮想通貨取引所での取引が主流だったため、海外FXブローカーが提供する仮想通貨CFDは利用者が伸びず流動性を著しく欠いていました。
流動性の低さは、スプレッドの拡大に直結します。
当時の流動性では、BTCUSD(ビットコイン/米ドル)ペアですら数百ドルのスプレッドになることも珍しくありませんでした。
2017年時点では仮想通貨に関する規制や法律が伴わず相場操縦や詐欺が横行していたことや、仮想通貨の市場規模自体が小さかったことも流動性不足に影響していたと考えられます。
市場の厳しさと流動性不足を背景に、XMは2019年12月に仮想通貨CFDの提供を終了します。
その後各国で仮想通貨に関する法整備が進み認知度が高まるにつれ、次第にその資産性が認められるようになります。
先進国諸国でも大企業や機関投資家、国家も保有するようになり、2021年9月にはエルサルバドル、2022年4月には中央アフリカ共和国がビットコインを法定通貨として認定しました。
今はXMが仮想通貨から撤退した頃とは違い、歴とした金融商品として認知され仮想通貨の価値が確立されつつあります。
仮想通貨市場の成長にチャンスを見出したXMは、取扱い通貨を27種類31通貨ペアに大幅に拡充し2022年5月に仮想通貨CFDを再開しました。
見ながら手続きを進めれば迷わず口座開設でき、無料で3,000円分のトレード資金をゲットできます。
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