ソーシャルインベストメントの評判はネット上を探しても見当たりません。
幻冬舎ゴールドオンラインに連載を持つほどの実力、
そして大々的な株ソフトのPRがありながら一体なぜ…?
謎を紐解いていくと、株ツール販売の裏に怪しい動きが見えてきました。
目次
ソーシャルインベストメントは評判なし
ソーシャルインベストメントの評判はネット上に見つかりませんでした。
過去に3つ以上のツールを販売し、様々なPRサイトで大々的にアピール。
にも拘わらず、ツールに関する評判が出てこないのは何か裏がありそうです。
ツールの評判は探せど見つからず
ソーシャルインベストメントの株ツールは評判を探しても一切出てきません。
企業HPに公式で掲載されている株ツールは下記の3つ。
2019/2/7発売 「4次元解析 株価予報AI」
2020/3/19発売 「5ステップ 株価解析ツール」
2020/7/27発売 「急騰銘柄の初動解析ツール」
どのツールもPRサイトを使って大々的に発売を告知していました。
しかし、利用者の評判は一切なし。
利用者がいれば少なくとも1件は利用者の声が見つけられそうですが…
なんとも不自然ですね。
ツールのPRには裏の目的がある
ソーシャルインベストメントのツール発売PRは、実はメルマガ登録者獲得の手段ではないかと読んでいます。
企業ページに掲載されている3つのツールは、プレスリリースや各メディア掲載のPR文を読んでもツール販売ページへのリンクがありません。
あるのは企業HPへのリンクURLのみ。
調べていくと唯一ツールの販売ページが見つけられた「4次元解析 株価予報AI(AIFP)」は、アクセスすると下図の状態です。
引用元:4次元AI投資プロジェクトより
登録しておけばAIツールの情報が得られるというので、私も素直に登録をしてしまいました。
しかし、よく考えてみると
・3つのツールを大々的に販売して一切の評判なし
・販売ページに行くとメルマガの登録を進められる
・企業HP、取締役のブログ両方からメルマガ登録への誘導がある
以上から考えると、ツールのPRはメルマガ登録者獲得が本来の目的なのでは?と勘繰ってしまいます。
しかし無料のメルマガに登録させて、なんのメリットがあるのでしょうか。
1週間に1度配信されるメールマガジンの内容は、ほとんどソーシャルインベストメント取締役CTOの川合一啓氏の1週間のトレード結果。
この流れで自然と川合氏のYouTube、そして2020年12月現在、唯一参加者が募集されている川合氏の有料トレードスクールへの誘導があります。
メルマガのトレード結果では、飛ぶ鳥を落とす勢いで勝ち続けているように見える川合氏。
彼のスクールに参加すれば、自分も勝てるようになるのでは?と期待してしまいますが、そんなに簡単な話はありませんでした。
川合氏のスクールでは上達しない
ソーシャルインベストメントの川合氏が運営する「株式トリプルメソッド 90日完全マスタースクール」では、参加者の上達は見込めません。
現在ソーシャルインベストメントが提供するサービスで唯一申込が出来るのが、川合氏のデイトレードスクールです。
実際に利用している人が確認できるのも、このスクールのみ。
引用元:株式トリプルメソッド 90日完全マスタースクールより
引用元:株式トリプルメソッド 90日完全マスタースクールより
約30万円で3か月間川合氏のトレード手法が学べ、さらに川合式トレード手法専用のトレードツールにアクセスできるとのこと。
2020年9月頃から突然川合氏のスクールについて記録するブログが複数立ち上がっています。
内容はどれも川合式デイトレードの成績について。
川上氏のトレード手法を習う前は赤字だったが、スクールに参加してから徐々に収益が改善しているとのことです。
ただし改善したとは言え、スクール参加料金の30万円は3か月では回収できておらず…
ここで私が不安に感じるのは、そのトレード手法が有料のソフトありきだということです。
上記で触れたブログの管理者たちはみなデイトレード初心者。
3か月間のスクール期間が終了したあと、ソフトが使えなくなったらどうするのでしょうか。
答えは「有料スクールプランの延長」です。
川合式デイトレードスクールが2年目に突入したというカルロスさん。
引用元:「川合式デイトレード2年目突入~初心に帰ってエクセルで居合抜き」より
現在は「川合と二人三脚『トリプルメソッド 継続マスターコース』」というプランに参加しているそう。
私が「日利1.5%トレーダー川合一啓の『株式トレード攻略』」というものに出会ったのは2019年7月だった。…それが終了した2019年11月に「川合と二人三脚『トリプルメソッド 継続マスターコース』」でデイトレードを本格始動させた。引用元:11月18日の川合式デイトレードを振り返る~有料会員契約更新へより
3か月スクールに参加して収益が改善できても、それは有料のソフトがあったから。
スクール期間が満了して自力で勝てるようになるかと言ったら、そうはならないでしょう。
契約を更新するか、あるいは30万円の回収を諦めるのか、厳しい2択を迫られるのではないでしょうか。
誇大広告で行政処分の危険性あり
ソーシャルインベストメントは売り文句に断定表現を使っており、行政処分を受けるリスクがあります。
前提として、「相場に絶対はない」ことは多くの投資家が認識している通りです。
この前提のもとに金融商品取引法では、「断定的判断の提供」がある不当勧誘を規制しています。
金融商品取引法第三十八条二号
「顧客に対し、不確実な事項について断定的判断を提供し、又は確実であると誤解させるおそれのあることを告げて金融商品取引契約の締結の勧誘をする行為」引用元:e-GOV「金融商品取引法」より
例えば「必ず儲かる」などリスクがないように誤解させてしまう表現が該当します。
ところがソーシャルインベストメントの提供するツールやメルマガでは下記のような表現が…
引用元:株式トリプルメソッド 90日完全マスタースクールより
引用元:メルマガ「日利1.5%事務局」より
必ず利益が取れると誤解させるような断定表現を使用していますよね。
引用元:Googleの口コミ「株式会社ソーシャルインベストメント」より
実際に被害者も出ているようですから、今後しかるべき機関から処分を受ける可能性もあります。
大手メディアでの連載は実力
ソーシャルインベストメント取締役の川合氏が幻冬舎ゴールドオンラインで連載を持てているのは、彼の確かな実力です。
幻冬舎ゴールドオンラインで連載を持つ方法は、公式には発表されていません。
しかし、実際に連載を持った人のブログを発見。
中外医学社様経由でオファーがあったのが 10月中旬で、そこから数回のやりとりがあり、1週間後にはすべての業務が終了しました。その後、すぐに連載が始まっていたんですね。
引用元:整形外科医のブログ「幻冬舎ゴールドオンラインに連載!」より
どうやら幻冬舎から「オファー」を受けて連載が始まるようです。
ここまでの調査ではソーシャルインベストメントにかなり怪しい動きがあったため、PRサイト同様にお金を払って連載を持つ方式かとも思いました。
しかし、連載を持てているのは川合氏の実力でした。
とは言え、川合氏のトレードスキルが優れていても、優秀なツールやスクールを提供できるかは別問題。
日本を代表する投資家のBNF氏やcis氏の投資手法を学んでも、彼らのようにずば抜けた投資成績を残せないのと同じことです。
ソーシャルインベストメントは怪しい
ソーシャルインベストメントが提供するツールには評判が一切なく不信感を覚えます。
大々的にPRしているものの、利用者はゼロ。
現在唯一確認できる稼働中のスクールも、参加者が本当に自力で勝てるようになるとは思えません。
AIを使った株ソフトで上昇期待銘柄を抽出してくれるサービスは他にもあります。
興味があれば、いくつかソフトを比較してみてください。
うちも親戚が買わされて、被害にあいました。有名雑誌で連載しているから信じてしまったようです。
金商持っていないのに指導することは違法ではないのでしょうか?
誰も金融庁に通報しないのでしょうか?悔しいです。
匿名太郎さん 2023.03.29