PERで株の銘柄の割安・割高が分かる|お買い得銘柄を見つける方法

PERを活用して優良銘柄を見つけよう!

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株の銘柄表で見る「PER」ってなんだろう。

10倍とか50倍とか、企業によって全然違うけどこの数字って高いほうがいいの?何に使えるの?

そんな疑問をもっているあなたに向けて

  • PERとはなにか、その求め方や平均値
  • PERと企業価値について
  • PERのランキングを見れるサイト
  • PERとPBR、ROEの違い

上記4つについてわかりやすく解説します。

PERとは

PER(Price Earnings Ratio)とは、「株価収益率」と訳され、会社の利益に対して株価がどれぐらいなのかその関係性を表しています。

この数値によってその株が割安なのか割高なのか、つまりお買い得かどうかを測る指標として使われ、ファンダメンタルズ分析の1つの指針となります。

言い換えればPERはどの会社の株を購入するかを判断する時に有効だということです。

PERの読み方

PERは、文字通り「ピーイーアール」と読まれることがほとんどです。

たまに「パー」と読む投資家もいます。

PERの計算方法

PERは「時価総額÷純利益」、もしくは「株価÷EPS(1株当たりの利益)」で求めることができます。
※EPS=純利益÷発行済み株式数

例えば、株価500円に対して1株当たりの利益が50円ならば、1株あたりの利益に対して10倍の株価がついていることになります。

PERはこの10(倍)という数字のことを指します。

また、投資した金額を回収するのに10年かかるというような見方もされます。

ということはこの数字が小さければ小さいほど投資した金額を回収するまでにかかる期間が短い為、割安であると判断されます。

PERはマイナスもありえる

PERは必ずしもプラスになるとは限りません。

なぜなら純利益がマイナスになる、つまり赤字になる可能性があるからです。

先ほど説明したとおりPERが小さいほうが割安ならば、マイナスとなったPER銘柄も割安となるのでしょうか。

これについての答えは「ノー」です。

1株あたりの利益がマイナスならばいつまで経っても投資金額は回収できませんよね。

マイナスPERについては参考にしないようにしましょう。

PERが低い業界、高い業界

日本の上場企業の平均PERは15倍程度とされていますが、PERには業界を通して低い分野と高い分野があります。

単純に業界全体としてPERが低い業界の会社と高い業界の会社を比較して、こっちの方が割安だ割高だと判断することは出来ません。

PERが低い業界

一般的に、重厚長大産業など古くからある業種は業界を通してPERが低い傾向にあります。
※重厚長大:重い、厚い、長い、大きいものを扱う産業

例えば、製造業や資源関連、金融業ではPERが低く大方10倍以下となっています。

PERが低いということは、割安とも見て取れますが、株の値動きがあまりなく、安定はしているものの投資による儲けは少ない可能性が高い業種になります。

PERが高い業界

一方、PERが高い業界はIT関連企業やサービス業などです。

オリエンタルランドPER 52倍超

引用元:みんなの株式「オリエンタルランド」より
例えばディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドは2020年4月15日現在でPERが52.06倍になっており、平均を大幅に上回るPER値となっています。

PERが高いということは割高とも見て取れますが、成長率が高く、株の値動きが大きい為、投資によって得られる利益は大きくなる傾向にあります。

ただし、その反面株価が急落する恐れもあるため注意が必要です。

このように業界や産業によってPERは大きく異なるため、一概にPERの低い高いで割安割高の判断はできません。

比較したい場合は同業他社の水準と比較することで初めて指標の意味を成します。

PERランキング

冒頭でも説明した通り、PERはどの株に投資をするかを選ぶ指標の1つです。

それぞれの会社のPERを全て見ていたらいつまで時間をかけても投資を始めることが出来ないので、PERのランキングをまとめているサイトを参考にしましょう。

PERランキングの比較用サイト2つ

日本取引所グループの業種別PER一覧
各月末ごとのPERをエクセルファイルにして掲載しています。

どの市場のどの業種でPERが低いのか、あるいは高いのかがわかるようにまとめられています。

初心者のための割安株ドットコム
PERは同じ業界・同じ市場のものと比較することが基本という方針のもと、業種・市場ごとに見やすく平均PERが表にまとめられています。

また、銘柄数をクリックすると該当業種・該当市場の会社がPERの低い順に表示され、PERの比較にはもってこいのサイトになっています。

PERとPBRとROE

PERのようなファンダメンタルズ分析で活用できる指標にはいくつか種類があり、一般的に同様の場面で使われるのは「PBR」と「ROE」です。

PBRとは

PBR(Price Book-value Ratio)は、「株価純資産倍率」と訳され、株価÷BPS(1株あたりの株主資本)で計算できます。
※BPS=株主資本÷発行株式数

これは会社が仮に解散した場合に1株あたりいくらが株主に分配されるのか(BPS)を株価との関係で表した数字です。

例えば、株価が1,000円でBPSが500円の場合、PBRは2倍と表されます。

仮にこの会社が解散した場合、投資した金額の半分が返ってくる計算になります。

PBRが低いほど割安と判断されます。

ROEとは

ROE(Return On Equity)は、株主資本利益率と訳され、1株当たりの利益(EPS)÷1株当たりの株主資本(BPS)で計算できます。

ROEは、株主資本でいかにうまく利益を上げているのかという会社の経営の上手さを測ることが出来ます。

一般的に8%以上が投資の目安と言われています。

ただし、PBRにせよ、ROEにせよ業種や市場によってもその平均値や基準はさまざまです。

同業他社や同市場の銘柄との比較を基準にしましょう。

PERはあくまで1つの指標

この記事では、PERの読み方や計算の仕方、そしてPERのランキングが見れるサイトなどについて解説してきました。

どの銘柄に投資するかを考える際の1つの指標としてPERは有効です。

ただし、PERが低いからと言ってすなわち優良銘柄という訳ではありません。

PBRやROEなど他の指標と踏み合わせてファンダメンタルズ分析をすることで、より魅力的な銘柄を見つけることが出来ます。

また、いい銘柄を見つけても実際に注文を出すタイミングはテクニカル分析を活用してこそ、最適化できます。

テクニカル分析を実践するには、まずローソク足チャートの見方を知るべきです。

さまざまな切り口から冷静に分析して勝てる株式投資が出来るようになりましょう。

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