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三角持ち合いの見つけ方とブレイクorだましの見極め方

三角持ち合い(別名:三角保ち合い、フラッグ)とは多くの株やFXトレーダーが注目する価格急変動のチャートパターン

チャート上に現れる三角形の向きで、その後の値動きを予想することが出来ます。

三角持ち合いブレイク後は短い期間で大きな利益を掴むチャンス

ただし「三角持ち合いのだまし」もあるため、慌てて飛びついて損をしないよう注意も必要です。

三角持ち合い

三角持ち合いとは急動のチャートパターン

三角持ち合いとは、文字通り三角形の形状をしたテクニカル分析のチャートパターンです。

ローソク足の高値や安値、始値や終値を繋いでいくと徐々に三角形の鋭角を形成するように、値幅が狭まっていきます。

その過程でローソク足を繋いだ線を上に抜ける、あるいは下に抜ける(ブレイク)すると、ブレイク方向に値動きが急動します

三角持ち合いのチャート事例引用元:Yahoo!ファイナンス「RPAホールディングス(6572)」より

上図のように、一度ブレイクしたあとにブレイクした線まで値を戻し、その地点で反発(反落)して急騰(急落)するパターンが多い傾向にあります。

このようなラインブレイク後の動きをロールリバーサルと呼び、テクニカル分析をしているとよく出現するパターンなので合わせて覚えておくとさらに勝率を上げられるでしょう。

三角持ち合いは英語ではトライアングル・フォーメーション呼ばれ、
個別株だけでなく、指数、為替、商品先物、暗号資産など…チャートで表示できるものであれば、大体の場合チャート分析に利用できます。

三角持ち合いの種類3パターン

三角持ち合いはチャートの形からブレイク後の上昇・下落の方向感を掴みます。

その動きは3パターン。

三角持ち合いの種類

①上値ブレイク価格急上昇のパターン
②下値ブレイク価格暴落のパターン
③上昇・下落の均衡パターン

それぞれのチャート事例を見てみましょう。

上値ブレイク価格急上昇サイン

・上昇サインの三角保ち合い(上昇三角形):左上に直角がくる三角形のパターン。下値を切り上げており、ラインを上にブレイクする可能性が高い。
上昇三角形引用元:Yahoo!ファイナンス「マネーフォワード(3994)」より

下値ブレイク価格暴落サイン

・下落サインの三角保ち合い(下降三角形):左下に直角がくる三角形のパターン。上値を切り下げており、ラインを下にブレイクする可能性が高い。
下降三角形引用元:Yahoo!ファイナンス「ITbookホールディングス(1447)」より

上昇・下落の均衡パターン

・均衡パターンの三角保ち合い(対称三角形):三角形の形状が二等辺三角形で、値動きがどちらに向かうのかが不透明。
対称三角形引用元:Yahoo!ファイナンス「JFLAホールディングス(3069)」より

三角形の鋭角(右端の角)が形成されるに連れて、価格急動のエネルギーが蓄えられています。
その間徐々に値幅が狭まり、ローソク足は短くなります。

その後、三角形のラインを上下どちらかにブレイクすると、ブレイク方向に値動きが急変動

蓄えられたエネルギーが爆発して買いや売りが一方向に急増。ローソク足は大陽線または大陰線を作ることになります。

明確に上下どちらかにブレイクしたのを確認してから、売買注文を出すようにしましょう。

三角持ち合いのパターン分析をするには、テクニカル分析に使えるSmartChartや、証券会社のサイト・アプリなどでチャートに線を描くことが可能です。

自分で三角持ち合いの線を描けるようになると、三角持ち合いの分析をしやすくなることでしょう。

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三角持ち合いはどっちに行くか予想せずブレイク後だけ狙う

初心者にありがちで失敗しやすい考え方で、三角持ち合いを見つけたので上と下どちらにブレイクするか予想してあらかじめエントリーしようとすることがあります。

これは成功すれば取れる値幅は広いものの、予想が外れるケースが多く結果的に損をしやすいです。

勝率を上げて着実に利益を狙うには三角持ち合いのブレイク後の動きを狙う方がベターですし、中・上級者のほとんどはブレイク後を狙っています。

と言ってもブレイク直後の急激に価格が動くタイミングが狙いどころではありません。

三角持ち合いをブレイクした後、持ち合いのラインまで一度価格を戻してきたところを狙います。

ラインブレイク後の「一度ブレイクしてからラインまで一度値を戻す動き」をロールリバーサルと呼びます。

株でもFXでもラインブレイク後の勝率をグンと高められるエントリーポイントなので必ず頭に入れておきましょう。

三角持ち合いの買い時

三角持ち合いを見つけたら、買い時は3ポイントです。

三角持ち合いの買い時

  1. ブレイクポイント
  2. 直近高値を超えたポイント
  3. 出来高急増ポイント

三角持ち合いの買い時3つ引用元:Yahoo!ファイナンス「東急不動産ホールディングス(3289)」より

①ブレイクポイント
まずは基本のブレイクポイント。

三角形を結んだラインをローソク足の実体でうわ抜けたら買いです。

さらに確実性を持たせるなら以下2点もチェックしましょう。

②直近高値を超えたポイント
三角持ち合いのブレイク後、すぐ上に直近高値がある場合は注意。

ここで反落してくる場合もあります。

直近高値をうわ抜けるまで我慢するのも手です。

裏を返せば、直近高値もうわ抜ければしばらく上昇を邪魔するものがなく大きな価格上昇に期待できるということです。
③出来高急増ポイント
出来高急増を伴う価格上昇は多くの投資家に意識されているポイント。

三角持ち合いのブレイク時に出来高も急増していれば、大勢の投資家がブレイクポイントとして認識している表れとも読み取れます。

出来高を伴わないブレイクよりも、その後の上昇可能性が高いパターンです。

三角持ち合い銘柄の検索方法

三角持ち合いを形成している銘柄だけを絞って検索するには、株価アルゴREALの「三角保ち合いスクリーニング」を使うのが便利です。

前日に三角持ち合いのチャート形状の形成が認められた銘柄を一覧表示。

市場ごとに絞った検索も可能です。

例えば、株価が安くて少ない資金でも買いやすく、値動きが激しい銘柄で短期利益を狙うなら「マザーズ」や「ジャスダック」に設定します。

スクリーニング(銘柄抽出)した銘柄で興味を持ったものは、SmartChartなどのテクニカルチャートで上値や下値のラインを確認。

ブレイクが確認できるまで監視銘柄としてストックしておきましょう。

ただし、ブレイクしたら即買い・売りの判断をするのは危険です。

三角持ち合いのだましに引っかからないために

三角持ち合いにはだましが存在します。

だまし…とは、チャートパターンのセオリー通りにいかないことを意味します。

三角持ち合い(上昇三角形)を見て、価格上昇だと思って株やFXを買ったら(ロングしたら)逆に価格が下落してしまった。
三角持ち合いが価格下落サインを出していた(下降三角形)ので、空売り(ショート)を仕掛けたら急騰してしまった。

そんな三角持ち合いのだましに引っかからないように注意する必要があります。

だましが発生する要因の1つをご紹介します。

それは大口トレーダーなどによる初心者などを狙った手口です。

三角持ち合いの上にブレイクへのサインが出ているパターンをあなたが見つけたとします。
当然のことながら、価格が上昇するとあなたは考え、買いを入れるでしょう。

三角持ち合いはメジャーなチャート分析手法なので、他にも同じように思っている人がいることでしょう。

このように上に値動きすると思い、買いを入れた投資家が増えてある程度価格上昇したところで、大口の空売り(ショート)を仕掛けてくる場合があります。

上がると思って投資した初心者は、価格の急落にパニックになり、狼狽売りをしてさらに価格が下げる
売りが売りを呼び、価格はさらに下落

大きく下がったところで、空売り(ショート)を仕掛けた大口トレーダーは買い戻して利益確定…

三角持ち合いのだましの手口の1つです。

この三角持ち合いのだましの手口に引っかからないためには、証券口座のアプリで歩み値を見ると良いでしょう。

急激に大量の売り注文が出ているのを確認したら、一度ポジションを決済するなどしておけば、大きな損失にならずにすみます。

株やFXの新規注文をした後も、相場をチェックすることがリスク軽減になります。
だましだなと思ったら、すぐにポジション解消する勇気も必要です。

この他、チャートを使って短期利益を狙えるチャートパターンには「カップウィズハンドル」や「窓埋め」。

注目度が高い上、成立後には株価数倍になることも。
特に今の相場では出現率が比較的高くなっており、テクニカルで利益が狙えるチャンスです。

三角持ち合いの最新抽出銘柄

大日本コンサルタント(9797)
三角持ち合いの上昇銘柄候補引用元:Yahoo!ファイナンス「大日本コンサルタント(9797)」より
次期三角持ち合いブレイク候補として大日本コンサルタント(9797)が抽出できました。

二等辺三角形型の三角持ち合いのため、どちらの方向にブレイクするかはまだ予想しづらいものの下値の切り上がり角度が急であることから上昇方向にブレイクする可能性の方が高いと考えられます。

ただし、あらかじめブレイク方向を予想して買ってしまうのはハイリスク。

ローソク足の実体でブレイクしたのを確認し、さらにブレイク後に一度ラインまで戻ってきた後に再度勢いをつけて反発するところを見届けるとリスクを最小限に抑えられます。

【最後に】
テクニカル分析の練習効率を上げるならFXもおすすめです。

日中に株の値動きを見ていられない方はどうしても日足でチャートを見ることが多くなり、チャートパターンの形成やだましの判断までに数週間~数か月かかることも。

なかなか勉強したテクニカル分析を発揮する機会がやってこないため、上達までに時間がかかります。

一方、為替市場は平日であれば24時間価格が動いているため、好きな時間にテクニカル分析の練習ができます。

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